書店向けのFAX DMのことなら【 日本著者販促センター 】

会社案内

植木宣隆 氏より (サンマーク出版 代表取締役)

このページは、サンマーク出版、植木宣隆 氏の講演より良かったこと、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


紹介する講演は2つです。

●2007年2月
「ベスト&ロングセラーのつくり方─サンマーク出版の出版作法」
出版科学研究所 主催


●2008年9月
「サンマーク出版『ベスト&ロングセラー』のつくり方」
出版ビジネススクール 主催
       
   
ミリオンセラーやベストセラーを多く刊行するサンマーク出版。目先の売上のためだけに本をつくっていません。それは「出発点」や「企業理念」などの考え方、行動指針、広告で理解できます。特に、ミリオンセラーやベストセラーをつくった理由がサンマーク出版の「会社案内」で見ることができます。
  
     
---- ここから 2007年2月 セミナーより ------------------------
      

・サンマーク出版が常に心がけているもの。世の中から強く必要とされるものは、時代を超えて生き残っていくものです。

すなわち、一過性の流行や話題性を追いかけるのではなく、ほんとうに力のある本をつくれるか否か。例えば、スキャンダルの本は出さない。その結果、よくない人がいるから。

・読者が喜んでくれる本をつくれるかどうか。

・読者を癒し、元気づけ、気づかせ変化されるような出版をする。

・本は生き物。その息遣いにどれくらい耳をすませられるか。つまり、1件1件の事実を見る。その結果、次の展開を考える。

・自分に限界はつくらない。

・本は口コミで売れる。

・連載がおもしろいか見抜くコツ。漢字が多いのは良くない。なぜなら、漢字は固有名詞が多くなるから。

・本をつくるうえで大切なこと。「企画書」よりも「企画進行能力」が大切。

・読者カードは、200冊に一枚戻ってくる。つまり、0.5%。

・刊行から3年しても広告している。

・社内では、年初めに各自「大きな目標」を発表する。そして半年後、1年後にどうだったか見る。

・書店の注文には満数出荷する。

・女性が味方してくれないと部数は伸びない。

・30万部超えると、「女性」と「低年齢」の読者が増える。

・第2、第3の発売日を作って累計部数を伸ばす。

・年間新刊点数は70部前後。増やすことは臨んでいない。つまり、増やさないほうが良いと考えている。

・本をつくる際には、2万部は売りましょうと目指している。


サンマーク出版の出発点。「手のひらに、一冊のエネルギー」。
企業理念は、「天地自然に理に学ぶ」。

1、私たちは、困難に果敢に挑戦し乗り越え、「最高のモノづくり」によって世界の人々に力と勇気を与えます。

2、私たちは、毎期成果を出して社会に貢献するとともに、社員が物心両面にわたり報われる会社にします。

3、私たちは、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」を基本的行動指針とします。

4、私たちは、売上を最大に、経費を最小に、を心がける一方、勝負どころでは大胆に投資し、高収益起業にします。

5、私たちは、顧客一人一人の支えによって存続しており、常に感謝の気持ちをもって仕事に取り組みます。


サンマーク出版には、「サンマーク出版かるた」というのがある。「いろは」ごとに指針がつくられている。
例えば、「は」には、「はりつめていたら糸は切れる。」
「ち」には、「著者購入1千部は当たり前。」などがある。

---- 2007年2月 セミナー ここまで -----------------------------------

2007年2月
「ベスト&ロングセラーのつくり方─サンマーク出版の出版作法」セミナーより
出版科学研究所 主催

出版科学研究所のサイトはコチラから    
サンマーク出版のサイトはコチラから
     
--------------------------------------------------------------------


---- ここから 2008年9月 セミナーより ------------------------------


・売れなくなると、スゥーと水が引くように売れなくなる


・本は生もの。時代にあっていないと売れない


・著者が書きたいことと、読者が読みたいものが違うことが多い。その間をつなぐのが編集者。つまり、話を膨らませる。


・「ようするに、この本は一言でいうと何なの?」これが、『小さいことにくよくよするな!(リチャード カールソン著)』のタイトルになった。


・想定した読者以外に広がり始めると売行きが変わる。特に、女性の力が大きい。


・対談を組む。特に、最近は著者のセミナーに力を入れている。


・広告のパターン。全国紙→ブロック紙→県紙→地方紙。ただし、その本によって変わる。


・本が売れるのは基本的に口コミ。


・テーマを一つに絞りエネルギーを吹き込む。つまり、掘り下げていく。


・装丁代は15~30万円くらいまでが多い。


・やろうじゃないかと思うことが大切。


・内容が社会的に必要と思われるものでも、キツイ、嫌なものだと返品が多くきた。
例:サリン事件


・サンマーク出版 かるた

 た  タイトル案は夜明け前にやってくる
 す  砂浜に砂金が隠れている
 ゆ  有名人はじめは無名人
 の  のんびり印税暮らしの出版社に
 ち  著者買取一千部は当たり前


・増刷率 約35% (2008年度前期の実績)


・既刊書の定義 発売から6ヶ月


・広告費は10%。但し、本によって変えている。見極めが大切。


・新刊点数は年間70点~100点


・ラジオは以外にも効果がある。
     
      
       
---- 2008年9月 セミナー ここまで -----------------------------------

●2008年9月
「サンマーク出版『ベスト&ロングセラー』のつくり方」
出版ビジネススクール 主催

出版研究センターのサイトはコチラから
       
          

【FREE】書店向けFAX DMの
無料ひな形差し上げます