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星一郎 氏より (心理セラピスト)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
      

・子どもが大きく伸びる「きっかけ」は小さな自信の積み重ねから。

・自分の判断で動ける子、大人の評価を気にする子

先日、散歩にでかけたときのこちょです。公園では、ボランティアのい人たちが清掃活動をしていました。ふと見ると、草取りをしているお母さんのそばで、小さな子どもたちが一生懸命にお手伝いをしていました。

その中の一人のお母さんが、「○○ちゃんは、手伝ってくれていい子だね。」と言いました。
もう一人のお母さんは、「お手伝いしてくれてありがとう。お母さんうれしいな。」と言いました。

前者のように、ほめられた子どもは、お母さんに「いい子」と言ってもらいたくてお手伝いをしてもらうようになります。

後者のような「お母さんうれしいな。」というほめ方は、子どものお手伝いをという「行動」を評価したものです。そして「お手伝いをすると、お母さんは喜ぶんだ」という認識は、「自分にも人を喜ばせることができるんだ、人のためになれるんだ」と、人に貢献できる喜びを覚えることにつながります。

・焦りや不安は認めた瞬間に小さくなる。つまり、私はあがっているんだと認めることで、あがって失敗しないように気をつけようと冷静に考えられるようになるため、不安は消えてしまうのです。

・子どもに行為をとがめるとき、親は叱るのではなく、自分の意見を言うことが大切です。

・人格を認めたうえで、行為そのものを注意する。

・こんな悪さをする いまの おまえはよくない!

・あなたの、こういう悪さをするところは嫌いだよ。といった一時的に嫌だというような言い方がしたほうが良い。

・できないたくさんのことより、できている少しのことを認めてあげましょう。

・一等賞を取ったから立派ではない。たとえ、ビリでも一生懸命に走った結果だったら、その一生懸命さを喜んであげましょう。

・自信とは、自分を信じることです。

・愛想笑いでイエスという子どもにはしたくない。

・いいことを毎日、夜寝る前に三つ挙げさせることで、子どもに自分の存在価値を認めさせ、自信をもたせることができるのです。

・嫌なことには、点数をつけて、いっしょに解決法を考えてみる。最悪を十点としたなら、今日あった嫌なことは何点?と聞く。子どもが七点と答えたらしめたものです。そのあとで、じゃあ、残りの三点はどうして嫌じゃないの?と考えさせるのです。

・集中力がないのは、断念力がある証拠。

・ほめられる喜びを倍増させる裏ワザ。喜びを直接子どもにいうのではなく、子どものいる前で間接的にお父さんに報告するのです。「ねぇ、お父さん聞いて。この子ね、今日は学校行ったのよ。私とっても嬉しかったわ」
    
   
    
●アドラー博士の子どもに自信をつける魔法のしつけ
星一郎 著
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