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猪口 ゆみ 氏より (書籍「おいしいもの、届けます! 」より)

なぜか、読むと食べたくなっちゃうのが、書籍「おいしいもの、届けます! (猪口 ゆみ 著)」です。


また、文章が面白い!特に、感じたことを表現するのはピカイチな著者です。上司や取引先に対して「こんなこと書いちゃっていいの?」とこっちが心配したくなるほど本音が書いてあり、読むものを引き込みます。


良かった点を一部ご紹介すると、


 

・(人事異動を受けて)
「わたし今、英会話学校に通っていて、その日だけは定時に帰ってもいいですか?」
「もちろんですよ。残業は、しないにこしたことはありません。自分のベースでやってください」
課長の穏やかな口ぶりに安心こそしたものの、その後、英会話学校に通えたのは二回こっきりだった。
 


・(異動後の試食回で上司たちと)
まだろくに口を利いたこともないオジサンたちと、一つの皿に盛られた素面を、“じか箸”でつつき合わなければならないことにも、大きなショックを受けていた。皿もひとつなら、麺つゆの容器もひとつ。
 


・(異動後の試食回で上司たちと)
この日最初に試飲する予定だった「玉露」の適温まで待っているのだそうだ。理屈はわかる。が、なにもそんなお互いの眼鏡がくっつきそうなくらい顔を寄せて、やかんを睨みつけなくてもいいでしょうに。
 


・(課長の言葉)
「僕たちは、お客さんのかわりに、現地に見に行っているんです。特に、あなたは知識もなければノウハウもない。しかも、女性で、言ってみればお客さんに一番近い存在です。そのあなたに、人として失礼な態度をとるような会社は、きっと相手を見て態度を変えるでしょう。大切なお客さんに、そんな信用のおけない会社の商品を紹介する気はありません。」
 


・「セコムの食」商品選定の基本理念

おいしい
安心(農薬や化学肥料などにできる限り頼らず、また不必要な添加物が使われていない)
自然(素材本来の旨みを引き出し、化学調味料などが使われいない)
 


・質を知るためには、量や数をこなすことが必須である。
 


・「打たれ強く、わかりやすく、誠意をもって」。これが、電話でのアポとりの鉄則である。
 


・待っていてくれた生産者から、
「この場所、分かりにくかったでしょ?大丈夫でしたか?」と問いかけられた。
「分かりにくかったのは、場所ではなく、あなたが書いた箇条書きだ~」
と、よほど言いたかったのだが、
「ぜーんぜん大丈夫でしたよ!」
と満面の笑みで元気よく答える。
 


・体当たりの取材は今も続いている。現地に行かないとわからないことが、必ずある。
 


・いいと思った商品は、とことん育てる。これがわたしのバイヤーとしての信条である。
 


・「ホッペが落ちるカニグラタン」。これは、ズワイガニのメスを「これでもか!」というほど、たーっぷりと使って仕立てたグラタンだ。
 


・九州、阿蘇山のど真ん中にあるお菓子屋さん、中村仁美さんは、コロコロと笑う、明るくて人懐こい人である。
 


・ロールケーキかぁ。今ブームだけど、うちの場合ブームなんて意識してないしなぁ。
 


・港で一番アツい男のじゃこ天(愛媛県八幡浜市)
魚と塩のみで作る、旨みが凝縮したじゃこ天

「これが漁師のくいもんじゃぁ」生産者 鳥津康孝さん
 


・掲載する商品は、あくまでも、会社や自宅など、いつもの場所で平常心で試食して、おいしかったものだけを採用するようにしている。
 


・日本にはすばらしい食文化があり、各地に郷土への思いを胸に商品をつくる生産者がいる。わたしは、彼らの思いを少しでも代弁できる存在になりたいと思っている。
 


・(メールマガジンを発行する理由は)生産者のことを伝えるためだ。
 


・最高顧問が穏やかな、しかし強い口調で、ひとことだけ言われた。
「いいか。自分が納得したもの以外は、絶対に扱うんじゃないぞ。先のことは心配するな」
 


・わたしは現場を向いている人間だし、感性でしか動けないし、大局がみられないタイプである。
 

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また、「セコムの食」のウェブサイトを見ているだけで食べたくなります。
    
「セコムの食」のサイトはコチラから
http://www.secomfoods.com/     
  
           
●書籍「おいしいもの、届けます! 」より
猪口 ゆみ 著
¥1,260 (税込)
新潮社 (2007年3月初版)
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