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林 覚乗 氏より (書籍「心ゆたかに生きる」より)

このページは、書籍「心ゆたかに生きる(林 覚乗 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・誰もが社会人になったときに、人を幸せにする義務はあります。しかし、人を不愉快にする権利は誰にもありません。


・自分の人生の主人公は自分である


・(陸橋の上から何度も自殺をしようと考えている人に)「間違ったらごめんなさい。いつもそこにいるけど、身投げなんかしないでね」(中略)

その女性は小銭入れを渡したそうです。中には小さく折った一万円札が二枚とメモ用紙が入っていました。

〈いつも気になって、あなたのこと見ていました。人生って死んで何もかも終わりだと思うけど、お子さんだけは道連れにしないでね〉と記されています。

さらにもう一つ、小さなカエルのマスコットが入っていました。A子さんには、このカエルが「帰る」という言葉に結びつき何かの暗示のように思われ、その場で娘を抱きしめながらあふれる涙をおさえることができなったそうです。


・もし、私に返す気持ちがあったら、同じように困った人を見かけたらその人を助けてあげてください。

そして、またその人にも困った人を助けるように教えてあげてください。そしたら、私の一つの親切がずっと輪になって北海道中に広がります。

そうするのが、私は一番うれしいんです。そうするようにって私、父や母にいつも言われているんです。


・自分は自分という生き方


・日本人は他人と比べることを好むんですね。
 
     
             
●書籍「心ゆたかに生きる」より
林 覚乗 著
¥1,000+税
西日本新聞社 (1997年1月初版)
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