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樋口 裕一 氏 書籍『樋口裕一の子どものやる気を伸ばす父親のひと言』より

このページは、書籍『樋口裕一の子どものやる気を伸ばす父親のひと言』(樋口 裕一 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・アニメを題材に話すと考え方が見えてくる(中略)

テレビを見ながら「おまえこの人(主人公)のことをどう思う?」とか、「おまえだったら、こんな時どうする?」などと聞いてみるのです。(中略)

アニメの1シーンを題材にして話をすることで、お互いの考え方や受け取り方のちがいに気づきます。これは相手について知ると同時に自分についても知ることで、とても大事なことだと思います。


・批判的に見ることも大切(中略)

テレビの情報に対して批判的な意見を言います。そうすることで子どもはテレビを客観的に見ることを覚えますし、自分自身も客観的に見られるようになります。


・勉強っぽくない聞き方をする(中略)

主人公が直面した事件の話をしながら、「おまえだったらどうする?」と聞くことです。主人公の行動をさして、「あの子は、どうしてこういうことをしたのかな?」と聞くのもいいでしょう。


・最初に子どもと聴くならヨハン・シュトラウスかモーツァルトがお薦めです。


・ほかの考えもあることを教えていますか?

1つの意見に偏るのは危険(中略)

「ほかの考えがあること」がわかると、そこから発展して、いろいろな考え方ができるようになります。それは、他者のことを理解するコミュニケーション力にも通じます。また学力にも直結します。1つの答えに固執せず、ほかの考え方はないだろうかと考えることは、今、最も必要とされている独創性や問題解決能力に直結しています。これこそが、21世紀に求められる学力だと思います。


・すぐに飽きるのは向いていない証拠(中略)

子どもが興味を持ったものを目ざとく見つけて、縦に深く掘り下げることがでできるようにしてあげるといいでしょう。つまり、怪盗ルパンに興味を持ったら、ルパンシリーズをすべて読むということです。怪盗ルパンがおもしろかった、では次は『シャーロック・ホームズの冒険』(コナン・ドイル)というふうに、探偵小説とうジャンルで掘り下げていくのもいいと思います。


・食わず嫌いでは新しいものは得られない(中略)

知的好奇心を持って、与えられたものをとりあえず食べてみる。まずいかもしれないけれど、とりあえず食べてみる。こういう好奇心を持った子どもに育てたいものです。


・ほめるとは認めるということです。


・アブラハム・マズロー博士は、「欲求5段階説」を説きました。人間は無数の欲求に動機づけられて行動しますが、それらの欲求は通常、①生理的欲求(食欲、睡眠欲、性欲など生命維持に関する欲求)、②安定・安全欲求(生活環境の安定性、自分に関わる事柄の安全性を求める欲求)、③愛情・所属欲求(周囲の人との愛情関係を持ち、所属集団の中で1つの位置を占めたいと願う欲求)、④承認欲求(自分の能力や行動に対する自尊心、および、ほかの人々から認められたいと願う欲求)、⑤自己実現欲求(真・善・美の追求などを通じて、自己を成長させたいと願う欲求)という5段階の階層構造に分類され、生理的欲求から始まる下位の欲求が満たされるにつれて、より上位の欲求が満たされていくと言います。(中略)


現代社会では、承認欲求が高まっていることがわかります。


・ほめる対象は結果だけではありません。親があまりにも成績や結果にこだわっていると、子どもはテストや試合のたびに一喜一憂することになりかねません。ほめるポイントは、ほかにもあることを知っておいてください。


努力したプロセスをほめる

1つは、努力した過程をほめることです。努力は報われるのだと確信できれば、子どもは自主的にいろいろなことに取り組むようになります。(中略)


たとえば、「がんばったから、前よりできるようになったじゃないか」とか、「毎日休まずに練習したから、上手になったね」などと、なるべく具体的にほめます。(中略)


潜在能力をほめる

私は結果が悪くても、子どもの潜在的な能力をほめることにしています。たとえば、テストで間違えた問題をいっしょに見て、やり直しをさせます。小学生の場合、うっかりミスや勘違いから間違えることがほとんどなので、落ち着いてやればできるのです。


そうしたら、そこで、「やればできるじゃないか」と言います。


・できる人と比較して「おまえはダメだ」と言ってはいけません。これは絶対にやってはいけないことです。特に兄弟を比較するのは最悪です。(中略)「兄さんはもっとできたぞ」「しょうがないな、兄さんならこんな問題で間違えたりしない」などと言うのはタブーです。


・よい叱咤激励は、子どもの能力を信頼し、「本当はできるはずだ」という思いが前提になります。悪い叱咤激励は、「もう知らないよ」「やらなきゃやらないでいいんだよ」「もう面倒見ないよ」など、どこか捨て鉢で、怒りの感情が混じっているのです。(中略)こんなことを言われ続けていたら、子どもはやる気をなくしてしまうでしょう。


・失敗した選手に対し、「ドンマイ」ではなく、「ネクスト・チャンス」と言ったそうです。(中略)

この言葉は、失敗して立ち止まっている選手の心を次へ向かわせます。だから選手たちは伸びたのです。

※千葉ロッテマリーンズを31年ぶりの日本一へと導いたボビィ・バレンタイン監督の言葉


・私の家は資産があるわけでもなく、商売をやっているわけでもありません。親子そろって手先も不器用です。ですから、勉強して能力を身につけないと食べていくことができません。生きていくことができません。


「おまえに残してやるものは何もないんだ。だから、おもえは勉強して能力を磨かないと食べていくことさえできなんだ」


・頭がいいとは、因果関係がわかること


・トヨタ自動車では、「なぜを5回繰り返して追求せよ。そうすれば原因ではなく、真因が見えてくる」と言われているそうです。試しに、「なぜ、プロ野球の人気が落ちてきたのか」を、「なぜ」を5回繰り返して考えてみましょう。


答えの一例を挙げてみると、「なぜ、野球の人気は落ちたのか」→「プロ野球が前よりつまらないから」→「なぜ、プロ野球が前よりつまらないのか」→「長嶋、王のような花形選手がいないから」→「なぜは花形選手がいないのか」→「有望な選手がプロ野球に入ってこないから」→「なぜ、有望な選手がプロ野球に入ってこないのか」→「子どものころからサッカーをやるから」→「なぜ、子どものころからサッカーをやるのか」→「地元のサッカークラブの体制が整っているのから」などど考えていくことができます。


これは仕事にも勉強にも使える考え方です。


・ピンチを切り抜ける言葉

「どうしようか?」(How)は、対策を考える習慣を育む質問キーワードです。ピンチに直面した時に、いかに切り抜けるかということです。


・聞き上手なお父さんになる(中略)

聞き方には、大きく分けて、「パッシブリスニング」と「アクティブリスニング」があります。パッシブリスニングとは、「ああ、。そうなんだ」「ほんと」「なるほど」と相づちを打ちながら、相手の思いを引き出す聞き方です。場合によっては、沈黙をうまく利用して、相手に話をうながすこともあります。(中略)


一方、アクティブリスニングは、「繰り返す」「話をまとめる(言い換える)」「気持ちをくむ」聞き方です。「お父さん、お小遣いを増やしてほしいんだけど」と子どもが言ってきたら、「えっ、お小遣いを増やしてほしいの?」と繰り返す手法です。


・「たしかに」「しかし」が使えれば一人前

「お父さんの言うことはたしかにもっともだけど、しかし僕はそれはしたくない」(中略)


「たしかに」「しかし」の入った文章を譲歩構文と言います。これは、相手の言い分を認めたうえで切り返すという文章です。こうした思考法を身につけておくとたいへん役に立ちます。


・子どもをダメにするお父さんの口ぐせ

チェックリスト

□ 「いいから言うとおりにしろ」と言っていませんか?
□ 「危ないからダメだよ」と言っていませんか?
□ 最後には「わかったよ」と言っていませんか?
□ 「おまえなんかにできっこないよ」と言っていませんか?
□ 「○○しなさい」と言っていませんか?
□ 「誰とでも仲良くしなさい」と言っていませんか?
□ 「おまえはバカだ」と言っていませんか?
□ 「人生は終わった」と言っていませんか?
□ 無責任に「何とかなるよ」と言っていませんか?


・人は命令されて動くよりも、自分から動いたほうが何倍ものパワーを発揮します。自ら考え、自ら判断して行動するとなれば、エネルギーは何十倍にも膨れ上がります。それは、瞬間的に発揮するパワーでも、パワーの継続性においても同じです。大きな力を長い時間出し続けることができるようになります。「命令されて仕方なく」では、将来的にあまり伸びません。「おもしろい」をきっかけにして始めたほうがいいのです。


・友達は選ぶもの(中略)

私は、誰とでも仲良くするべきではないと思っています。友達は選ぶものだと思っているのです。つき合わないほうがいい子がいるのは間違えありません。(中略)ただし(中略)、「あの子は良くない」とは言いません。その友達の行為が良くないのだという言い方をします。「良くない行為をしているのだからつき合うな」と言うべきでしょう。人格を否定するようなことは決して言いません。


・自尊心が持てなくなる(中略)

「どうせ」と言うのもダブーです。「どうせムダだ」「どうせやったってダメ」「どうせできやしない」などの言葉も、自尊心の持てない子どもをつくってしまいます。私は子どもに、「おまえたちは頭がいい」と言い続けました。


●書籍『樋口裕一の子どものやる気を伸ばす父親のひと言』より
樋口 裕一 著
旺文社 (2006年9月初版)
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