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鶴田 光敏 氏 書籍『「忘れない」技術「記憶する」コツ』より

このページは、書籍『「忘れない」技術「記憶する」コツ』(鶴田 光敏 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「要所要所をしっかりと読解するんだ。ここがポイントだという箇所に集中するんだ。そうすると自ずから、その部分が頭に入ってくる」これは司馬先生独自の『ポイント読書法』です。不要な部分は飛ばし、重要部分を瞬時に見分け、その部分に集中する。そしてそこを精読する。


・藤本憲幸先生によりますと、「禅はヘソ3センチにある丹田に全身の力を集める訓練と同じで、これができるようになると疲れない体になるばかりか、いつまでも凄い記憶脳を保っていられる。つまり、丹田に力が集まれば集まるほど脳波は安定したα波を出し、何でも吸収できる積極的になる。さらに、全身の“気”が統一され、むら気や嫌気がやる気と活気に移行する」とのこと。


・若返りに効く最高の水には“活性水素”が含まれていた(中略)


“奇跡の水”として世界的に有名なのが、フランス・ルルド村に湧き出る『ルルドの泉』です。年間500万人がその地を訪れ、多くの人々の病いを治しています。


ところが、これと同様の奇跡の水が今から14年前、メキシコで発見されました。メキシコの小さな村<トラコテ>に湧き出る水を飲んだところ、多くの人々の体調が改善し、1日数千人の人が水を求めて殺到しました。


トラコテの水を飲むと、腰痛・糖尿病・アレルギー・喘息・アトピーなどが改善し、さらにエイズやガンにも効果があったといいます。(中略)


トラコテの水には“活性水素”が含まれており、これが体の外へ毒素を排出し、細胞を健全に保ち、さらに細胞を若返らせている(中略)


活性水素とは、水素原子が2つ結合した分子状態から解かれ、単独で存在する水素原子です。そして、この活性水素はさまざまな病気の原因となる活性水素と反応し、水となることで毒性を消してしまい、無害な水となって体外に排泄させるのです。


・“活性水素”(中略)「なかなか手に入らない」という方のために、それらに代わるすばらしい食品をおすすめしたいと思います。それは<玄米>です。(中略)玄米がいいのは、体内毒素(=アルミニウムのほか、重金属等)を体外に出してくれる働きがあるからです。


・記憶力を高めるチロシン含有量ベスト20 (100g中)

1 かつおぶし ------ 2.78g
2 ゆば ------ 2.01g
3 脱脂粉乳 ------ 1.91g
4 高野豆腐 ------ 1.78g
5 大豆・チーズ ------ 1.38g


・手の指を刺激すると、脳が活性化する(中略)

藤本憲幸先生も記憶術の訓練で、「右手の親指を強く力を入れながら内側に折りまげて、単語を発音すると記憶力がアップする」とぞの実践の効果を力説されておられます。


・合掌ポーズは脳を落ち着かせる(中略)

合掌するという行為は手のひらの中央部を左右から押し当て、脳の活動を最も安定した状態にする働きがあります。


・数字を数字として覚えようとするから覚えられないのであって、数字はすべて「映像化」してしまえばいいのです。そうすれば、“早く覚えられて、長く忘れない”ので、数字の天才にもなれます。


・らくらくできる「右脳数字記憶」

00   お碗  マルマル人間
01   ワイフ  ワイン
02   礼服  和風
(中略)
10   銃  人
11   獣医  ヒヒ
12   皮膚  ひじ
(中略)
20   庭  二刀流
21   封印  風位
22   荷札  夫婦


・覚え方のコツ

①ケタ数が多い数字は、必ず2ケタずつに区切り、それぞれの連想を順番に行っていく。
②覚える数字が、奇数のケタの場合、最初の1ケタの前に0を加えて偶数にする。偶数にすれば、50ケタでも100ケタであろうとも、みな2ケタずつの数字の組み合わせにしかならない。(中略)


【例】 TEL (0568)81‐4215(中略)


▼記憶の達人が05(ワゴン)の上に乗っている。
そのワゴンに68(ロバ)が“ドカーン”とぶつかった。
その瞬間、ロバは81(ハイ・灰)になった。
灰の上に42(シニン・死人)の写真が乗っている。
その写真が大きな15(イチゴ・いちご)を食べ出した。


・「1159年、平治の乱が起きる」

(中略)あなたの目の前で、メスをもった“獣医”と如意棒を持った孫“悟空”が乱闘をしている。そこに銭型“平次”が十手を持って、止めに入る。平次のおかげで乱闘を鎮まり、あなたはホッと胸をなでおろす。獣医が11、悟空が59、銭形平次が平治を表します。


・人の名前が即座に覚えられる記憶術(中略)

①名前を聞いたら“3秒以内”にその名前でよく知っている人の顔を思い浮かべる。とにかく、素早く思い出した人というのが大事なのです。あれこそ迷うと、『右脳記憶術』は乱れます。


・珍しい名前でも、心配することはありません。その名前の漢字の意味と“聞いた音”をうまく活用して変換すればいいのです。


たとえば、「私は知久(ちきゅう)五郎といいます」と聞いたら、その“音”から知久→地球を連想し「地球儀」をイメージします。「加田(かだ)幸男」だったら、「蚊だ!」というように聞いた音を即、知っているものに変換するのです。


・これまで30年間、記憶術の指導をされてこられた藤本憲幸先生の経験によりますと、“うまく覚えられない原因”は、「連想力」がうまく発揮できないことに尽きるそうです。

・階段の昇り降りひとつで頭を鍛えられる(中略)

「日頃の動作のくせで、その人の健康状態が即わかる」というものです。たとえば、歩き出す場合の第一歩というのは、必ず自分にとって、弱いほうの足を先に踏み出すのだそうです。ところが、これが階段になると逆になるといいます。(中略)


自分のくせを覚えておいて、今度は意識的にそれを逆にしてみるのです。昇る際には“左足”を先に、降りるときには“右足”を先にします。こうすることで、階段を昇り降りする際に弱いほうを意識的に強化鍛錬することができるのです。


●書籍『「忘れない」技術「記憶する」コツ』より
鶴田 光敏 著
実業之日本社 (2001年9月初版)
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