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竹内 紀吉 氏 書籍『図書館の街・浦安~新任館長奮戦記』(未来社 刊)より

このページは、書籍『図書館の街・浦安~新任館長奮戦記』(竹内 紀吉 著、未来社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・東京都と千葉県の県境をなす江戸川にひらけた小さな漁師町、浦安。(中略)漁師町浦安が人々に知られるようになったのは、なんと言っても山本周五郎の小説「青べか物語」に描かれたことによるだろう。


・九五%の市民が図書館施設から半径一キロ以内に住んでいることになるのだ。未だかつてこんな緻密な図書館網をはりめぐらされた自治体はない。


・児童に対して質と量に支えられた徹底したサービスを果たせる図書館を作ろう


・疲れた頭に、バイクの振動ではじけ合う牛乳ビンの音が快く響いてきた。


・千葉県の戦後の図書館活動は県立の移動図書館ひかり号によって始まっています。


・本を購入するにあたって、市内の書店主に集まってもらい説明会を開いた。従来、市立図書館の購入方法は定価の五パーセントを値引きして納品してもらってきたが、それを改めたいというのが図書館の考えである。


購入の前提条件としては、一店あたりを対象とするのではなく全店参加で協同組合を組織してもらい、この組合は法人登記などの受注体制を早急に整えること。購入は定価通りとするが、図書館で定める一切の装備をほどこして納品する、ことなどであった。要するに一切に値引きはしないでよいから、図書館ですぐ使えるように本を装備して納品して下さい。


・優秀な奴がいる、と彼(※常世田良さん)を紹介してきたのは君津市で移動図書館を支えている田野正人さんだ。


・従来図書館につきものの目録カードとは、考えてみれば一冊の本の最小限のデータである。


・協力車というのは県立図書館が、市立図書館からリクエストのあった本を、毎週一回、県の車で各館まで届ける制度である。


・年度当初の人口で割れば年間の人口一人当りの資料購入費が一四〇〇円になることに触れ、これがいかに日本の図書館界にとって画期的な出来ごとであるかを述べた


・浦安に大蓮寺という寺がある。住所さんは市の教育委員をしている江口定信さんだ。(中略)いつ頃からか、大蓮寺では一時間早めに昼の鐘を突くようになったのである。人々はその鐘の音を海の上で聞いて、さあめしにしようと手を休めたり、川から上って来たりしたのである。その鐘が漁師のいくなった街にいまも響いている。


●書籍『図書館の街・浦安~新任館長奮戦記』より
竹内 紀吉 著
未来社 (1985年6月初版)
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