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書籍『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』(おおた としまさ 編著、日経BP社 刊)より

このページは、書籍『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』(おおた としまさ 編著、日経BP社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・どんなにきらいな教科の中にも、自分の興味につながる部分があるのです。たとえば社会で日本の地名と気候を覚えなくてはけないときに、ボクは大好きなムシの生態に結び付けて覚える方法を見つけ出しました。ボクはギフチョウというきれいなチョウが好きだったので、ギフチョウの「ギフ」が「岐阜県」を表していることを知って、岐阜県に興味を持ちました。そうしたら、岐阜のことがどんどん面白くなったのです。

荒俣 宏 氏談


・「勉強する」というのは、ひとことで言うと「生き延びる力を身に付ける」ことです。学校の成績を上げることではありません。「成績が良い」というのは「生き延びる力」の一つではありますけど、ごく一部にすぎません。(中略)


魚をつることで食料を得ている集団なら魚のつり方を教える。(中略)畑を作って食べ物を作り出している集団なら農耕のしかたを、それぞれ子どもたちは教えられたはずです。

内田 樹 氏談


・勉強するのは「自分のため」じゃない(中略)

今キミたちがちゃんと勉強して、生きる力を身に付けてくれないと、やがて20年後か30年後に、キミたちの子どもたちの世代はもう豊かでもないし、安全でもない社会で、うえることやうばわれることをおそれながら暮らすことになる。

内田 樹 氏談


・勉強するのは「自分のため」じゃない。同じ集団に属する「未来の世代」のためだよ

内田 樹 氏談


・人間が勉強をしなくちゃいけないのは「自由になるため」だと私は思います。みんなにとっては勉強って自分の自由をうばうものという感覚があるかもしれないですね。(中略)


「自由」とは、「つかのまの自由」などという意味ではありません。「ありのままの自分でいられること」みたいな意味です。(中略)たとえば「男は泣いちゃいけない」とか「もっと女の子らしくしなさい」とか「子どもは早く寝なさい」(中略)あれが「思いこみ」。そこで「なんで?」と聞いても納得できる答えは返ってこない。「そういうものなの!」なんてしかられる。こういう「思いこみ」から解き放たれることこそ私がイメージする「自由」なのです。

福岡 伸一 氏談


・人間はいきなり自由にがなれないということです。みんなからおし付けられる「思いこみ」からのがれて自由になるには、一度その「思いこみ」を受けとって自分のものにしなければならないのです。

福岡 伸一 氏談


・「なぜスポーツ競技の優勝者にはごうかなごほうびがあたえられるのに、学者にはごほうびがないのでしょうか」(中略)

「ごほうびとは、その人がしたことよりも価値あるものではないと意味がない。しかし知えを得る以上に価値があることはこの世に存在しない。だから知えを得た者には、あたえるべきごほうびがないのだよ」。

プラトン 氏談


・「なぜスポーツ競技の優勝者にはごうかなごほうびがあたえられるのに、学者にはごほうびがないのでしょうか」(中略)

勉強する人は、知えを得た時点でこの世で最高のものを手にしている。だからそれ以上あたえられないのだというのです。

茂木 健一郎 氏談


・勉強とは、自分をかがやかせるための行いなのです。プラトンの言うように、自分をかがやかせる以上に素晴らしいことは、この世に存在しない

茂木 健一郎 氏談


・ボクはもう50さいを過ぎているけど、毎日勉強しています。興味のあることについて調べたり本を読んだりしていると、次から次へと知りたくなってしまうのです。そうやって毎日いそがしく過ごしているだけで、どんどん知識や教養が身に付いてくる。

茂木 健一郎 氏談


・「勉強はいやなもの」(中略)答えは簡単です。無理やりやらされるからです。人と比かくされるからです。(中略)テストの点を友達と比べられて、お父さんやお母さんにしかられちゃったりすると、ますますやる気をなくすよね。(中略)


勉強とは自分をかがやかせるためにすることです。だから人のことは気にせずに、自分のペースでやればいいのです。

茂木 健一郎 氏談


・ボクは「TED」という国際的な会議に参加しました。科学や芸術、社会活動まで、分野を問わず、最先たんの研究結果や試みについて発表し合うユニークな集まりです。

茂木 健一郎 氏談


・勉強するとね、目には見えないけれど自分が成長するんだ。勉強をする前のキミとあとのキミでは、あとのキミのほうがちょっとだけ多く世界のことを理解したことになる。キミにとって世界が広がるってことだね。


山登りにたとえてみよう。山道を登っていくのはつらい。でも高く登れば登るほど遠くの景色まで見わたせるようになるでしょ。

養老 孟司 氏談


・好きなことを思いきりやれば勉強が必要になる(中略)

ボクは子どものことからムシが大好きだった。親からは「くだらないことばかりしているんじゃありません」とよくしかられたよ。(中略)


でも、ムシのことをてっ底的に調べようと思うと、いろいろな知識が必要になるんだよね。標本を作るにはいろいろな化学薬品を使わなければいけない。英語も書けなければいけない。そのうち日本語の図かんだけでは物足りなくなるから英語の本も読みたくなる。どこにどんなムシがいるのかを調べていくと、地図も読めなければいけないし、地質学という勉強もしなければいけなくなる。

養老 孟司 氏談


・「答え」を知ることよりも考えることが大事(中略)

簡単に出てくる「答え」ほど、あやしいと思わなきゃいけない。今はインターネットに質問を書きこむとすぐにだれかが答えてくれる。でもそれが「答え」かどうかは十分疑ってほしい。

養老 孟司 氏談


・「答え」を知ることよりも考えることが大事(中略)

でも、「答え」がないからといって考えるのをあきらめてしまっていいわけでもない。「答え」のない疑問こそ、いつまでも自分で持っていなきゃいけない疑問なんだ。

養老 孟司 氏談


・「アラビアンナイト」(中略)「千夜一夜物語(せんやいちやものがたり)」です。毎晩一人ずつ若い女性と床を共にしては殺すという王様に嫁いだある女性が、毎晩王様に面白い話を聞かせ、「続きはまた明日」とすることで殺されるのを防いだというお話です。彼女は毎日勉強して、面白い話のネタを仕入れていたのでしょう。まさに命がけで「コンテンツ」を提供し続けたわけです。

荒俣 宏 氏談


・今の親御さんの中には子どもの前で先生の悪口を言う人がいるでしょう。「あの先生は頼りない」とか「教え方が下手だ」とか。それでは生徒と先生の信頼関係は築けないでしょう。それでは子どもだって不幸です。尊敬できない人の言うことを一日中聞いていなければならないのは苦痛ですから。「先生=尊敬すべき人」と子どもには親が教えるべきです。

瀬戸内 寂聴 氏談


・テレビは早く情報が頭に入るからいいんですけれど、考える暇がないからダメですね。本は考えながら読むことができることが素晴らしい。

瀬戸内 寂聴 氏談


・何が起きるかわからない世の中でお手本になるのは、ユダヤの人たち、あるいは華僑の人たちの生き方ではないかと思います。(中略)彼らの教育の基本は2つ。「手に職を付けること」と「考え抜く力を磨くこと」です。


手に職を付けるとは、自分に何ができるかを可視化することです。自分の名前で論文を発表するとか、医者や弁護士の資格を取るとか(中略)


一方、考え抜く力を磨くためには材料が必要です。いろいろなことについて知識を得て考える訓練をしないといけません。

坂東 眞理子 氏談


・学校には塾になる機能がざっと3つあります。第一に学校は集団生活を学ぶ場だということです。(中略)第二に学力的にも性格的にも社会的にもいろいろなタイプの子どもが一緒に過ごすことで多様性を知ることができるという点。第三に「嫌いなこと」をどのようにしてやり過ごすかという経験を積むことができるということです。

坂東 眞理子 氏談


・自由とは、不自由を尽くしてみて初めて実感できること。だからまずは我慢して不自由な勉強をしてみることに意味があるのです。高い山を登らなければどこに何があるかを一望することができないと同じ

福岡 伸一 氏談


・遊ぶ時間があることによって、好奇心に基づいて探索に出かけたり、ゲームをして新しい技術を身に付けたりというプラスαの学習が発生します。つまり、「遊びの時間が長いことが脳の発達を促した」。

福岡 伸一 氏談


・勉強は何かの「ご褒美」にありつくためにするのではなく、勉強すること自体に価値や喜びがあるということです。「勉強すれば何かいいことがあるよ」という動機付けはそもそも成り立たないのです。あえて言えば、勉強の目的とは自分自身がより「いい人」になるということです。

茂木 健一郎 氏談


・過渡期にこそイノベーションは起こるからです。たとえばノーベル賞の受賞者数で圧倒的な実績を誇るユダヤ人がなぜあれだけ優秀なのか。彼らが常に過渡期にあったからはではないかと僕は思います。

茂木 健一郎 氏談


・親がすべきことは、子どもを机に向かわせることではなく、子どもの「学ぶ本能」を起動させるきっかけをたくさん与えることなのです。

茂木 健一郎 氏談


・昔なら「くだらないこと聞くんじゃない!」でおしまい

「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」(中略)

タブーなようなものをつくると、本来若い人は「どうしてだ」と自分で考えるはずなのに、大人がタブーをどんどんなくしてしまうから自分で考える機会までもがなくなってしまったということです。考えることよりも理解が優先されてしまう。

養老 孟司 氏談


・「くだらないことを聞くんじゃない!」という答えと「そういうもんだ」という答えは似ているようで全く違います。前者はもう少し子ども自身に考えさせよういう返事です。でも後者は子どもの思考を停止させる返事です。(中略)

正解を追い求めるのはいいけれど、答えがあるとは限らない。それが世の中。だからそんなに簡単に正解を出すなよという話です。

養老 孟司 氏談


・勉強とはなんなのかというと、「昨日の私と今日の私が違ってくる」ということだと私は思います。(中略)別の言い方をすると昨日より自分が少し大きくなっているから「昨日の自分が今日の自分の中に入っている」ともいえます。

養老 孟司 氏談


・educationの語源はラテン語のducere(引き出す)であるという説があります(アルク言語辞典より)。子どもにインプットするのではなく、アウトプットさせるように仕向けるという意味です。


●書籍『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』より
荒俣 宏 著
内田 樹 著
瀬戸内 寂聴 著
坂東 眞理子 著
福岡 伸一 著
藤原 和博 著
茂木 健一郎 著
養老 孟司 著
おおた としまさ 編著
日経BP社 (2013年6月初版)
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