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高橋 佳子 氏 書籍『あなたが生まれてきた理由(わけ)』(三宝出版 刊)より

このページは、書籍『あなたが生まれてきた理由(わけ)』(高橋 佳子 著、三宝出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・偶然に偶然を重ねて、野山を流れていた無数の小さな流れは、いつの間にか川の流れをつくり、やがて揺るぎない大河の流れとなって、必然として、一つの大海に注いでゆきます。


同じように、人生に連鎖する出会いや出来事は、その時その場の理由で生じ、連鎖するように見えて、それらの一切を結ぼうとする一つの場所に向かっているのです。かけがえのない物語------あなたの人生は、無数の出会いや出来事を紡いで、最初からは見えない「本当の物語」を示そうとしているのです。


・人の心は、常にそれが自分にとって「快」か「苦」かと感じ取って受けとめます。それは、もともと生存のために不可欠な機能なのですが、この「快・苦」の延長線上に、やがて「好き・嫌い」「得・損」「善・悪」といった価値判断も行われてゆくようになるのです。


・他の動物たちとは比較にならないほど長い年月を要します。二十年以上もの歳月を親と一緒に暮らす動物は、人間以外にはありません。それだけ環境の影響を強く受けるということです。


そして、重要なことは、自分で自分を守ることのもできないほどの無力さゆえに、すべてを世界に依存して生きざるを得ないことです。


・分かっているのにやめられない

本当はやめた方がいいと頭では分かっていても、やめられないことがあります。タバコやお酒をやめられないのと同じように、受発色の回路がつくられてしまっていて、その轍から抜け出すことができないことがあるのです。


・私たちが常に携えておきたい心得が「三つの自覚」------「恩恵の自覚」「愚かさの自覚」「忍土の自覚」です。(中略)


「恩恵の自覚」------。それは、私たちが心から「有難い」と思える気持ちです。


「愚かさの自覚」とは、「恥ずかしい」という気持ちであり、自らの未熟に対する深い赤心です。(中略)誰もが未熟や歪み(ひずみ)を抱えざるを得ない存在です。いわば、「発展途上人」なのです。その自らの未熟をあるがままに受けとめるとき、自然に湧き上がってくるのが「愚かさの自覚」です。(中略)


「恩恵の自覚」があればこそ、次の瞬間。「どうにかしなければならない」「応えなければならない」という願いと志に転換するのです。(中略)


「忍土の自覚」です。「尽くしたい」という心です。


●書籍『あなたが生まれてきた理由(わけ)』より
高橋 佳子 著
三宝出版 (2005年9月初版)
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