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こうやま のりお 氏 書籍『ヒット商品研究所へようこそ! 「ガリガリ君」「瞬足」「青い鳥文庫」はこうして作られる』(講談社 刊)より

このページは、書籍『ヒット商品研究所へようこそ! 「ガリガリ君」「瞬足」「青い鳥文庫」はこうして作られる』(こうやま のりお 著、講談社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


●FILE1

ガリガリ君
『遊び』を仕事にする人たち
「アイスを食べたい」ではなく「ガリガリ君食べたい」と思ってもらうために(中略)


・一年中楽しめるソーダ味だけでなく、二か月に一度、「梨」や「マンゴー」など新しい味が発売されること。


・「遊びながらでも食べられるアイスがあったら、子どもたちは喜ぶぞ」
一九八〇年(昭和五十五年)のある日、赤城乳業の当時の専務(現在は社長)がそう思いついて、カップに入っていたかき氷を棒(スティック)に刺して、片手でも食べられるアイスのアイディアが生まれました。


・誕生直後は、パッケージも今とは違いました。昭和三十年代(中略)の中学生のガキ大将をイメージしたイラストでした。赤城乳業の社員で、絵が得意な人が描いたそうです。


その絵は二〇〇〇年に変更になって、現在のガリガリ君は小学校低学年をイメージしプロのデザイナーが描いています。


・赤城乳業は、アイスしか商品がありません。逆にいえば、アイスだけで競争に勝っていかないといけないのです。


・(※赤城乳業の)営業所は節約型だけれど、大切な商品を作る工場には約百億円ものお金をかけて、最新の設備を整えている。


・これまでガリガリ君は、二十九年間で約六十種類の味を発売してきた


・『ガリガリ部』(ガリガリ君のファンクラブ)


・赤城乳業自体、昔はラーメンアイスとかカレーアイス、えび天アイス、たこ焼きアイス、さらには犬用アイスなんていうのを出して大失敗したこともあるんです


・ガリガリ君用の氷の粒(中略)以前は粒が大きめでしたが、最近の若い人はやわらかいものを好むようになったので、以前よりも細かい粒に変えました。


着色料も合成色素から天然色素に変えました。

●FILE2

瞬足
『大好き』を仕事にする人たち
目標を持って、それを達成する喜び(中略)


・瞬足は、二〇〇三年の発売から八年間で。二千八百万足も売れる大ヒット商品となりました。小学生は全国に七百万人近くいますが、最近では一年間で六百万足以上も売れています。


・アキレスでは、くつ屋さんの店頭に「コーナーで差をつけろ!!」という看板を置いていました。それを見て、運動会で少しでもいい成績を取りたいと思って瞬足を買った子が、「お、これをはくと速く走れる気がする」と気づき、ともだちにそのことを話したのでしょう。

●FILE3

青い鳥文庫
『夢中』を仕事にする人たち
豊かな物語の世界に生きる(中略)


・もともと青い鳥文庫では、ふだんから「ジュニア編集者」に活躍してもらっています。小中学生年代で、青い鳥文庫の大ファンの子どもたちに応募してもらい、そのなかから百名に、半年間、編集者として活動してもらうのです。(中略)


ジュニア編集者に応募してくるのは、いずれも青い鳥文庫の大ファンで、年間に二百冊程度本を読むのは当たり前の子どもたちです。


●書籍『世の中への扉 ヒット商品研究所へようこそ! 「ガリガリ君」「瞬足」「青い鳥文庫」はこうして作られる』より
こうやま のりお 著
講談社 (2011年7月初版)
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