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書籍『できる大人のモノの言い方大全』(話題の達人倶楽部 編集青春出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『できる大人のモノの言い方大全』(話題の達人倶楽部 編集、青春出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・話しの「キッカケ」で使えるこの言葉(中略)

ようやく寒さがゆるんできましたね

春の訪れを感じはじめる、三月初めごろに用いるあいさつの言葉。


・共感していることが自然に伝わるあいづち

□まったくです(中略)

□お察しします(中略)

□そう考えるのも当然だと思います(中略)

□それはさぞ、お困りでしたでしょう(中略)

□がっかりですね(中略)

□なるほど、一理ありますね(中略)


・「状況」が変われば、「頼み方」も変わる!

□お力添えくださいますか(中略)

□ご一考いただければ幸いです


・角をたてずに相手を拒むコツ・・・・・・断る

◎こんな言い方ならすんなり断れる!

□いたしかねます(中略)

□今回は見送させてください(中略)

□お役に立てず残念です(中略)

□よく考えさせていただいたのですが(中略)

□あいにくですが(中略)

□けっこうなお話ではありますが(中略)

□お汲み取りください(中略)

□誠に不本意ではございますが(中略)

□お話は承りました


・すぐに使える「お詫び」フレーズの基本

□申し訳ありませんでした(中略)

□お詫び申し上げます(中略)

□大変ご迷惑をおかけいたしました(中略)

□大変ご心配をおかけいたしました(中略)

□面目ありません(中略)

□このたびは、お騒がせいたしました(中略)

□このようなことになり


・「感謝」を伝えるちょっとしたフレーズ(中略)

□これも○○さんのおかげです(中略)

□いつもお心にかけていただき恐縮です(中略)

□ご一緒していただいて助かりました


・とってときのひと言で相手をねぎらう・・・・・・いたわる・慰める(中略)

□とんだ災難でしたね(中略)

□ご心痛のほどお察しいたします


・「お」と「ご」の使い方には法則がある

「お」や「ご」には、つけ方の基本法則があり、「お」は和語、「ご」は漢語につく。たとえば、「お体」「お店」などに対して、「ご安心」「ご迷惑」などとなる。


・そんな評価のしかたがあったのか!

傷つけないための言い換え


×優柔不断→〇思慮深い(中略)

×頑固→〇意志が固い(中略)

×気が小さい→〇謙虚(中略)

×気弱で頼りない→〇やさしい、温厚(中略)

×要領が悪い→〇マイペース、正直すぎる方(中略)

×うまく立ち回る人→〇周囲がよく見えている人(中略)

×平凡→〇手堅い、なかなか(中略)

×小心者→〇慎重な(中略)

×おとなしい→〇協調性の高い(中略)

×しつこい→〇粘り強い(中略)

×あきらめが悪い→〇失敗してもくじけない(中略)

×のんびりしている→〇余裕をもっている(中略)

×ルーズである→〇自分のペースで動く(中略)

×細かいことを気にする→〇几帳面(中略)

×新しいことに挑戦しない→〇堅実(中略)

×行動力がない→〇じっくり考える(中略)


・人間関係のトラブルを避ける言い換え

×せっかち→〇頭の回転が速い(中略)

×無鉄砲→〇失敗をおそれない(中略)

×遠慮がない→〇堂々としている(中略)

×八方美人→〇誰とでも仲良くできる(中略)

×そそっかしい→〇行動が素早い(中略)

×すぐに意見を変える→〇変化に対応できる(中略)

×人に意見に左右される→〇人の意見を尊重する(中略)

×理屈っぽい→〇論理的である(中略)

×信念がない→〇柔軟である(中略)

×強引→〇リーダーシップがある(中略)

×堅苦しい→〇きちんとしている(中略)

×無礼な人→〇物怖じしない(中略)

×地味な→〇素朴な(中略)

×特徴がない→〇ソツなくこなす(中略)

×能力が劣る→〇可能性の秘めた(中略)

×応用がきかない→〇基本に忠実(中略)

×うるさい→〇元気(中略)

×器用→〇手慣れた(中略)


・マイナスの言い方を変える!

◎相手を怒らせないための言い換え

×行き当たりばったり→〇臨機応変(中略)

×独りよがり→〇考えに自信を持っている(中略)

×耳を貸さない→〇信念が強い(中略)

×視野が狭い→〇集中している(中略)

×気がきかない→〇物事に動じない(中略)

×約束を守らない→〇マイペース、何かと多忙な(中略)

×常識知らず→〇子供の心を残した(中略)

×不器用→〇地道に頑張る(中略)


◎悪口が悪口でなくなる言い換え

×年寄りじみた→〇大人の雰囲気がある(中略)

×飽きっぽい→〇多趣味(中略)

×芽が出ない→〇大器晩成型(中略)

×仕事が遅い→〇仕事が丁寧(中略)

×うるさ型→〇論客(中略)

×性格が弱い→〇ナイーブ、繊細(中略)

×文句が多い→〇自分の意見を持った人(中略)

×経験が少ない→〇新鮮な発想ができる(中略)

×即戦力がない→〇将来性がある(中略)

×まかせきり→〇権限を委譲している(中略)

×部下に甘い→〇部下を信頼している(中略)

×時間がかかる→〇慎重である(中略)


◎柔らかく伝えるための言い換え

×狭い→〇コンパクトな、こぢんまりした(中略)

×ありきたりの→〇定番の、人気の(中略)

×つまらない→〇難しい(中略)

×不便なもの→〇使いこなす楽しみがある(中略)

×古い→〇伝統がある(中略)

×ボロ→〇アンティーク調の(中略)

×どこにでもあるような服→〇定番物(中略)

×乱雑な→〇生活感がある(中略)

×騒々しい→〇活気がある、威勢がいい、にぎやか(中略)

×安物→〇リーズナブル(中略)

×貸したお金→〇立て替えたお金(中略)

×不味い→〇好きな人にはたまらない(中略)

×わけがわからない→〇抽象的、芸術的(中略)


・ヒドい言い方にしないための言い換え

×マザコン→〇母親思いの人(中略)

×派手な人→〇印象に残る人、華やかな人(中略)

×悪趣味→〇独特なセンス、個性的(中略)

×流行遅れ→〇時代に流されない(中略)

×古くさい→〇伝統を大切にする(中略)

×目つきが悪い→〇キリリとした顔だち(中略)

×無愛想→〇クール、無口(中略)

×マニアック→〇一つのことに精通している(中略)

×友だちがいない→〇自立している(中略)

×無職→〇フリーランス(中略)

×スッピン→〇ナチュラル(中略)

×趣味がない→〇仕事熱心、仕事一筋(中略)


・◎「酒席」で使ってみたい大人のフレーズ(中略)

□かえって気詰まりですから

おごってくれるという相手に、自分の勘定を払いたいときに、使えるフレーズ。


・□君の○○なところを尊敬している

相手の魅力を褒める時、殺し文句に近いフレーズ。(中略)とくに目上から目下に人に使うと、その効果は最上級。


・◎「相手の話」をほめてその場を盛り上げる技術

□いいこと言うなあ

相手の話に感心したときに使えるフレーズ。(中略)「う~ん、いいこと言うなあ」と、しみじみ何度もうなずきながら言うようにすると効果大。


・□笑顔がいいですね。みんなから言われませんか?


・◎格調高くほめるには、こんな言葉を使ってみよう!(中略)

□八面六臂(はちめんろっぴ)

多方面で活躍している人をほめる言葉。八面六臂とは、八つの顔と六本の腕という意味。そこから、各方面で何人分もの働きをするなど、目覚ましい手腕を発揮することをいう。


・◎格調高くほめるには、こんな言葉を使ってみよう!(中略)

□造詣が深い

ある分野について、とくに詳しい人をほめる言葉。なかでも、学問や技芸に詳しい人をほめるときによく使われる。


・プロが教える会話の鉄則⑦

使ってはいけない言葉(中略)

「ぜひ」は、もとは「是が非でも」であり、強い願望を意味する。使い方によっては押しつけがましく感じさせる言葉である。だから、「ぜひ、お目にかかりたいと存じます」というよりも、「ご都合がよろしければ」に言い換えたほうがいい。


・「それ違います!」を上手に伝える方法・・・・・・反論する・文句を言う

◎言いにくいことを言うときの「前置き」

□お言葉を返すようですが(中略)

□どんなものでしょう(中略)

□大筋では、そうかもしれませんが(中略)

□そのあたりは見解が分かれるところですね(中略)

□おっしゃることはよくわかりますが(中略)

□ぼくもあなたの立場なら、そういうと思うんです(中略)


・相手の嫌味をさりげなくかわすには?

□そのような見方もあるんですね。参考します(中略)

□それはそれで心に留めておきたいと思います(中略)

□正直な、裏のないお言葉を頂戴しました(中略)


・◎相手をムッとさせてしまう日本語

×そんなことを言った覚えはない(中略)

×解釈に違いだね(中略)

×まあ黙って聞いてよ(中略)

×そんなこと言ったら人に笑われるよ(中略)

×ほかにすることあるだろう(中略)

×恥かしいと思わないの?(中略)

×みんなそう言っているよ(中略)

×話にならないよ(中略)

×それは理想論だよ(中略)


・大人社会では受け入れてもらえない日本語(中略)

×もしもし

会社にかかってきた電話は、プライベートの電話とは違う。無駄を省き、効率よく進めるため、「もしもし」は省略するのがビジネス社会の常識。


・◎訪問・接客のときのダメな言い方(中略)

×お名刺のほう、よろしいですか

「ほう」をつけると丁寧になると錯覚している(中略)「○○のほう」は、「東の方」というように、向きや方角を示すときに使うもの。


・◎仕事の内容をほめるならこんな言い方(中略)

□会社の心臓部で働いていらっしゃるんですね


・プロが教える会話の鉄則⑨

□ほめるには、「が」よりも「も」

たとえば、「キミは目がきれいだね」とほめるよりも、「キミは目もきれいだね」とほめたほうが、相手は目以外もほめられたような気になり、うれしく思ってくれるはず。


・会議を仕切るための基本フレーズ(中略)

□ご発言中ですが、要約させていただくと(中略)

発言者にやんわりと自分の長話に気づかせることができる


・「言葉に関する問答集総集編」文化庁(大蔵省印刷局)


●書籍『できる大人のモノの言い方大全』より
話題の達人倶楽部 編集
青春出版社 (2012年9月初版)
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