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堀田 修 氏 書籍『慢性疲労を治す本~いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体』(あさ出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『慢性疲労を治す本~いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体』(堀田 修 著、あさ出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「慢性疲労」は、脳の炎症、迷走神経の炎症がもたらす病気です


・慢性上咽頭炎を治す1番の方法は、上咽頭擦過療法(EAT)です

とても痛い治療ですが、とても効きます


・EATを繰り返し行うことで、このうち約8割の患者さんは疲労感や倦怠感が消失するのです。


・原因不明の体調不良の陰に慢性上咽頭炎あり!


・鼻は自然に備わった空気浄化装置ですが、口から吸い込んだ空気は浄化作用を受けないまま、上咽頭を刺激してしまいます。

そこで、口呼吸の習慣のある人は普段の呼吸を鼻呼吸に変える必要があります。

そのために役立つのが舌位置アップのための「かにゆで体操」や就寝時の「口とじテープ」(マウステープ)です。

また「首湯たんぽ」は、上咽頭の血流を良くするだけでなく、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)や僧帽筋(そうぼうきん)の緊張もほぐします。そのため、鼻の通りがよくなり、首こり、肩こりも和らぎます。


・慢性的な疲労感・倦怠感で悩む患者さんを診療して気づくことは、口角と顎が下がって、背中が丸くなっている方が多いことです。

この姿勢では呼吸が浅くなります。さらに、このような方は、口の中で舌の位置が低く、なおかつ後ろに下がっており、口呼吸を習慣としています。


・暑くても首の後ろを冷やすのは厳禁(中略)

夏の暑い時期にネッククーラーなどで首の後ろを冷やすことは、そのとき気持ちがいいものの、体調不良の原因となります。


・咬合治療直後に首こりが消失し、首の傾きもなくなりました


・塩分不足が慢性疲労を招く


・人間の体重の60%は水分で構成されています。一日の水分排出量は尿と便で1.6L、呼吸と汗で0.9Lの計2.5L程度とされています。それゆえ、失う2.5Lの水分を毎日補給する必要があるのですが、食事に含まれる水分で1L、体内でつくられる水分が0.3Lですから、残り1.2Lは、健康な人と飲み水としてとる必要があります。


・水だけたくさん飲んでも細胞外液(細胞の間の水分でむくみのもと)が増えるだけで、血液サラサラには結びつきません。それどころか、「水毒」とよばれる低体温とむくみをもたらしてしまいます。細胞内液や血液内の水分を増やす(これが血液サラサラです)には浸透圧の元になる塩分が必要なのです。


・精製塩はほとんどがナトリウムですが、自然塩にはさまざまなミネラルがバランスよく入っています。適度に摂取するのは健康のためにもよいのです。


・厚生省は一日の塩分摂取の推奨量を男性7.5g、女性6.5gとしていますが、この推奨量は精製塩を想定しているものです。(中略)

特別な基礎疾患がなければ、慢性疲労のある患者さんでは自然塩を中心に一日10g程度の塩分を摂取することが、むしろ体調の改善につながると考えます。


・自分自身を可哀そうな人だと思い、自分で自分を気の毒がることを自己憐憫と言いますが、自己憐憫の感情があると心にブレーキが働いてしまい、自由な精神は育ちません。自由な精神こそが「元気」のもとになるものです。これが失われると元気が衰退してしまいます。


・元気のゲン=元は「もともと」という意味で、元気のキ=気は、力あるエネルギーとしての「気」です。それゆえ、元気とは「もともとのエネルギー」を指します。そして、もともとのエネルギーとは、人間が生まれながらに持っている生命力そのものです。


・要点思考を身に付けるためには、いくつかのステップが必要です。その第一話「現状を正しく受け入れる」ことです。

中国の逸話では「晴れると傘屋が儲からない、雨が降ると草履屋が儲からない」状況に母親は注目しています。

しかし、「晴れると草履屋が儲かり、雨が降ると傘が儲かる」というもう一つの状況、この母親は見落としていました。

物事をネガティブな面からしか捉えていなかったのです。現状を正しく受けるために重要なことは、状況をいろいろな角度から見て、多面的に考えることです。


・「このつらい体調不良はいつまで続くのか?」。先の見えない不安のために心を病んでしまっている慢性疲労症候群の患者さんは少なくありません。(中略)

にもかかわらず、いつも笑顔の患者さんたちがいます。また、残された人生はあと数カ月なのに、いつも朗らかなステージ4のがん患者さんもいらっしゃいます。(中略)

では、逆境の中で不安に打ち勝つ「自由な精神」を保つ方法は何でしょうか? それが笑いだと私は考えます。「自由の精神」とは「逆境の中でも笑える精神」です。(中略)

とりあえず「笑う」ことから一日を始めてみてください。朝起きたら1分間声を出して笑うのです。

笑いは、それがつくり笑いであっても脳の喜怒哀楽をつかさどる扁桃体に「快」刺激となります。(中略)

笑いは血管にも良い影響を及ぼします。笑うと血管の内側の内皮細胞が伸びて広がり、たくさんの血液が流れるようになります。

笑うことで血圧が下がり、ストレスホルモンが減り、筋肉がほぐれるなどさまざまな効果があることが海外の研究などからわかっています。


・2万人の健診データをもとにした、笑う頻度と死亡、病気のリスクを分析した山形大学の研究によると、ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて死亡率が約2倍高く、脳卒中や新血管疾患の発症率も高い結果が示されました。まさに「笑の力」畏るべしです


・「クラッシュ」と呼ばれるもので、頑張りすぎた後、突然に倦怠感、疲労感が悪化してしまいます。

これを防ぐのが「活動はハーフ」という考え方です。つまり、体の調子が良くてまだまだ余裕でできそうだと思っても限界の半分くらいのところでやめておくことです。慢性疲労症候群にとって、根性や気合は有害でしかありません。


●書籍『慢性疲労を治す本~いつまでも消えないつらい疲れ・だるさの正体』より
堀田 修 (著)
出版社 ‏ : ‎ あさ出版
発売日 ‏ : ‎ 2024/5/28
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