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出版業界の豆知識

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日本の書店数 経済産業省統計とアルメディア調べ

日本の書店数を発表している統計には大きく2つあります。行政機関である「経済産業省の統計」と民間企業が調査している「アルメディアの統計」です。


経済産業省の「商業統計調査」の書籍・文房具小売業の統計は3年ごとに行っているもので、主として書籍、雑誌を小売する事業所を数値化したものです。具体的には、書店、洋書取次店、古本屋、楽譜小売業などが含まれています。よって、純粋に本を中心に扱っている書店数というより、幅広い統計であるということが言えます。


続いて、民間企業「アルメディア」の統計です。こちらは、純粋に本を中心に扱っている書店数の統計になります。出版業界紙「新文化」やマスコミ界の専門紙「文化通信」など多くのマスコミで引用し発表しています。要するに、実態にもっとも近い数値であると考えています。


では、実際に書店数を書籍『白書出版産業 2010』(日本出版学会 著, 編集)より作成したものをご紹介したいと思います。
 

経産省発表の
店舗数
経産省発表の
売場面積
アルメディア発表の
書店数
アルメディア発表の
売場面積
1982年
25,630
1,545,189 m²
-
-
1985年
26,531
1,703,721 m²
-
-
1988年
28,216
2,168,149 m²
-
-
1991年
27,804
2,416,942 m²
-
-
1994年
26,224
2,651,473 m²
-
-
1997年
25,673
3,151,692 m²
-
-
1999年
-
-
-
-
2000年
-
-
21,664
1,222,521 坪
2001年
-
-
20,939
1,257,261 坪
2002年
22,688
3,681,311 m²
19,946
1,248,709 坪
2003年
-
-
19,179
1,261,672 坪
2004年
-
-
18,156
1,280,384 坪
2005年
-
-
17,839
1,310,545 坪
2006年
-
-
17,582
1,343,649 坪
2007年
17,363
3,753,993 m²
17,098
1,376,560 坪
2008年
-
-
16,342
1,408,870 坪
2009年
-
-
15,765
1,427,202 坪
※書籍『白書出版産業 2010』(日本出版学会 著, 編集)より作成
※経済産業省のの調査は5年ごと、中間年は簡易調査に変更されたため、1999年、2004年は書籍・雑誌小売業のデータはない
『白書出版産業 2010』をamazonで見る


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