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早川義夫 氏より (元早川書店 店主)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
   

・欲しい本がなくなって、お客さんはまた来てくれるけど、応対の感じが悪ければ、二度と来てくれなくなることもある。結局、人は、物を欲しいのではなく、あったかさとか、やさしさとか、安らぎとか、そういった充実さや満足さを求めているのである。

・芸能人や女の子の写真集をよく出す小学館と集英社。文芸書の講談社と新潮社。

・たとえ、大書店に比べ総売上冊数が少なくとも、一番売れる時期というのは同じで、それは広告を打った日と関係あるが、つまり、発売日から、二、三日、もしくは一週間である。

・出版社の営業が時々来る。強引な人もいるからあまり好きではない、欲しい本は手配してあり、欲しくない本は頼む気はないからである。
              
            
●ぼくは本屋のおやじさん
早川義夫 著
\1,470 (税込)
晶文社 (1982年1月)
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