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飯田亮 氏より (セコム取締役最高顧問)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
              
 
・変化を求め、未知に挑みつづける

・新しいことをやらない企業に価値はありません。新しいものにリスクはつきものですが、得られる利益も大きい。

・人というのは、怜悧(れいり)なところもあるから、新しいことをはじめるときに、「ダメな理由」をいくつも考えます。その結果、「やらない」「やめておく」という結論にいたったりもします。私はそれがいやでした。※怜悧(れいり)とは、賢いこと。利口なこと。

・独立の五条件
1、努力をすれば大きくなる仕事であること
2、誰もやっていない仕事であること
3、人から後ろ指を差されない仕事であること
4、大義名分のある仕事であること
5、掛売りで苦渋をなめさせられていたから、前金を取れる仕事であること

・新聞に社員募集の広告を出しました。単に社員募集ではインパクトがないので、「弁護士」に倣って「警務士」募集としました。これが当たって4百通もの応募がありました。

・あるとき、赤坂の料亭に飲みに行ったら、芸者衆の話し声が耳に入りました。「あんた、セコムしてきた?」。瞬間、「これだ!」と思いました。

・「いつも誰か人が傍に付いていてくれるような気がする。それでいて必要なときだけ人が来てくれるのでわずらわしくない。」これはわれわれにとって最高のほめ言葉です。

・共通の理念と目標さえ持っていれば、人種も国籍も問わない。全部任せる。

・買収とは時間を買うことである。

・新しく事業を行なう際には、セコムが実施するのが最適であるという判断が重要である。

・構想は「部屋ごもり」から生まれる。

・趣味を持つ余裕はありませんでしたが、本は読みました。たとえば、西郷隆盛の愛読書だったといわれている佐藤一斎の「言志四録」、海外でも知られていた禅僧の大森曹玄の「剣と禅」などを、小さな器量の人間には大きな仕事はできないという焦燥感に駆られながら読んだものです。

・寺子屋をはじめたのは、いまの教育に欠けている、「うそやごまかしをしない」「人のせいにしない」「感謝の心を持つ」「人に迷惑をかけない」といった、人間として一番大事な基本を教えないと日本の社会はよくならないという思いからです。
          
       
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