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トマス・J. スタンリー 氏より (富裕層マーケティングの第一人者)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
           

・どうしたら金持ちになれるか。この点でも、普通の人は勘違いしている。幸運、遺産、高学歴、頭の良さが条件なのではない。勤勉、我慢、計画性などのライフスタイルから、資産は形作られていくのだ。そして自分を律する強い精神力を持つこと、これが何よりも重要なのだ。

・七つのポイントが資産を築く成功の秘訣
 1、彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する。
 2、彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率より配分している。
 3、彼らは、お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
 4、彼らは、社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない。
 5、彼らの子供たちは、経済的に自立している。
 6、彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ。
 7、彼らは、ぴったりの職業を選んでいる。

・資産を築くには自分をコントロールする精神力、犠牲をいとわぬ態度、そして勤勉さが必要であること。

・倹約、倹約、倹約
彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する。

・非課税地方債、節税用不動産、含み益のある株に多額に投資している。だから、納税は異常に低い。

・私たちが取材した億万長者の四二%は過去一年間株を動かさなかったと答えている。

・私の知り合いで「女性を口説く一〇〇のセリフ」とかいう本を書いたヤツがいるんだが、この男は女性の友だちが一人もいないって言っていた。

・収入がいくらであろうと収入以下で暮らすこと。

・経済的援助を与えれば与えれほど子供は資産を蓄えず、援助が少なければ少ないほど資産を築くようになる。

・何を持っているかで私は人を判断しない。それよりも何を成し遂げたかのほうがよっぽど重要だ。

・あなたのチャンスはどこにある?金持ちをターゲットにビジネスをしようとする人は、どの地域が有利かを考えておく必要があるだろう。

そこで、私たちは2005年に100万ドル以上の資産を持つ世帯数を、州別に分けて推定しみた。数だけで見れば、カリフォルニア州に億万長者世帯が一番多い。だが、10万世帯の中に億万長者の占める割合の欄を見ると、億万長者密度ではコネチカット州がトップになる。

州・地域名    億万長者世帯数    10万世帯あたりの数    億万長者密度
        
合衆国全体    5,625,408    5,239    100
アラバマ    66,315    3,844    73
アラスカ    19,216    7,148    136
アリゾナ    76,805    4,501    86
アーカンソー    32,008    3,228    62
カリフォルニア    773,213    5,762    110
コロラド    92,677    5,936    113
コネチカット    109,481    8,702    166
デラウェア    18,237    6,247    119
ワシントンDC    14,076    6,815    130
フロリダ    289,231    4,911    94
ジョージア    146,064    4,973    95
ハワイ    30,857    6,046    115
アイダホ    19,264    3,883    74
イリノイ    283,329    6,054    116
インディアナ    108,679    4,674    89
アイオワ    46,202    4,100    78
カンザス    49,784    4,755    91
ケンタッキー    56,271    3,668    70
ルイジアナ    62,193    3,611    69
メイン    18,537    3,887    74
メリーランド    149,085    7,283    139
マサチューセッツ    154,390    6,746    129
ミシガン    202,929    5,406    103
ミネソタ    102,662    5,533    106
ミシシッピ    30,045    2,841    54
ミズーリ    92,665    4,431    85
モンタナ    12,954    3,661    70
ネブラスカ    28,026    4,276    82
ネバタ    36,272    5,577    105
ニューハンプシャー    26,941    6013    115
ニュージャージー    258,917    8,275    158
ニューメキシコ    26,352    3,758    72
ニューヨーク    431,607    6,153    117
ノースカロライナ    130,362    4,450    85
ノースダコタ    9,559    3,865    74
オハイオ    197,554    4,485    86
オクラホマ    46,734    3,593    69
オレゴン    62,776    4,795    92
ペンシルバニア    238,010    5,033    96
ロードアイランド    19,672    5,125    98
サウスカロライナ    58,479    3,867    74
サウスダコタ    10,613    3,584    68
テネシー    91,263    4,285    82
テキサス    365,034    4,736    90
ユタ    33,850    4,097    78
バーモント    10,035    4,407    84
バージニア    171,516    6,327    121
ワシントン    134,570    5,764    110
ウエストバージニア    21,774    3,077    59
ウィスコンシン    100,421    4,852    93
ワイオミング    9,021    4,493    86
その他    41,239    3,640    69

※その州の10万世帯あたりの数を全米平均(5,239)で割ったもの。たとえばアラバマ州の10万世帯あたりの億万長者世帯数は全米の73%

・「ごく普通の仕事」が億万長者への近道
目新しい事業ではなく、ありふれた業種で安定して成長を続けているたぐいの会社は、話題性には乏しいが、長期的には優れた投資対象となる。

・私に自制心と信念を教えてくれた母に謝意を表したい。母は、困難なときにも一生懸命働くことを教えてくれた、生きたお手本だった。神の導きもとに、忍耐強く勇気を持って人に恥じることのない人生を送ることを教えてくれた母に、心から感謝する。

      
●となりの億万長者 より
トマス・J. スタンリー 著
ウィリアム・D. ダンコ 著
斎藤聖美 翻訳
\2,100(税込)
早川書房(1997年9月初版)
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