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明橋大二 氏より (精神科医)

このページは、本や講演、セミナーなどから、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
           

・今日、子どもが何か事を起こすと、子どもの次に責められるのは、親、特に母親です。(中略)事情をよく知らない人たちが、想像で勝手なことを言っています。それが、母親をどれだけ傷つけ、不安にしているかも知らずに


・非行というのは、子どもの心のSOSのサインであること、しかし、それは、決して親の子育てのせいではなく、いろんな要因が重なって起きること


・親が一所懸命、子どもをしつけようよしたことが、逆効果になっているケースが増えている。


・しつけがなされていないとから問題が起きた、というよりも、むしろ、体罰を含めた、厳しいしつけが、結果として、親子のコミュニケ-ションを妨げ、心のパイプ詰まりを起こし、子どもに問題行動や、症状を起こさせる一つの要因になっている


・どのように子どもに関わっていくのか、という知識であり、スキル(技術)が今必要


・保育園で過ごす時間の長さは子どもの発達にほとんど影響せず、家族で食事をしているかどうかが、子どもの発達を左右する。


・こんなこと、が大事


・絶対父親がやってはならない、五箇条。

1、「大きな子どもが、もう一人いる」状態にならない。
2、妻を責めない。
3、実母と比較しない。
4、子どもを疎まない。
5、暴力を振るわない。


・今現在、苦しくて、SOSを叫んでいる人に対して、周囲が、責めたり、非難したりして、傷口に塩を擦り込むようなことは、決してしてはならない。


・お互いによく話し合い、違いを認めたうえで、譲れるところは譲り合って、私たちは共存していくしかない


・「こうしてください」「もっとこうしましょう」ということは、逆に言うと、今までの否定です。


・まず、母親の今までの苦労をねぎらい、正しい関わりを十分認め、アドバイスもあまり無理のない範囲にとどけることです。


・自分自身を、肯定する、認める


・十分認める


・専業主婦は、周りから、評価もされない、誰も見ていない、そういう中で、ちゃんと家事をこなすというのは、実は大変なこと


・大人を診る精神科医として出発した。(中略)児童相談所で虐待の相談に応じているうち、行き着いたのは、「子育て支援」でした。


・相手を肯定する言葉のつくりかた
相手のかける言葉は、大きく分けて、二とおりあります。
 現状より上のレベルを求める言葉
 現状をまず認める、肯定する言葉
  
                                                             
●この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ
明橋大二 著
\1,260(税込)
1万年堂出版
2004年12月初版
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