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秋山隆平 氏より (電通 関西支社 インタラクティブ・コミュニケーション局長)

このページは、書籍「情報大爆発」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ転載しています。
          

・平成17年に実施され、19年3月にまとめられた総務省の「情報流通センサス」を見ると、情報流通量の異常の増加がわかります。(中略)この10年で「選択可能情報量」は410倍に拡大しました。


・Megabyte、Gigabyte、Terabyte、Petabyte、Exabyte、Zettabyte、Yottabyte
カリフォルニア大学バークレー校発表資料より


・今、伸びているのは「情報産業」ではなく、「情報整理産業」


・アマゾンがワシントン州で、最初に法人登録したときの名前は、「カタブラ・インク」だったそうです。アブラ・カタブラのカタブラです。


・髭剃りのメーカーのジレット社が、本格的な髭剃りを軸を、非常に安い値段で大量に配布したマーケティング手法(中略)

この部分では利益は出ないんですが、秘訣があって、その軸には、自社の替え刃しか形が合わないようになっているんですね。その替え刃で利益を出すというマーケティングスタイルです。

この商法の応用例は、替えマットで儲ける電気蚊取り器とか、ソフトでも儲けるゲーム器事業とか、通話料で儲ける携帯電話とか、非常に幅広く見られます。


・ロングテールの著者である、クリス・アンダーソン


・インターネット広告は新聞広告を抜くのか?(中略)もともと、放送は通信の一形態ですから、融合しないわけがないのです。


・「プロトコル」というのは、通信が相互に通じるための約束事とか手順という意味で、もともとは、古代ギリシャ語で巻物の最初の紙という意味の「protokollon」が語源です。プロトタイプのプロト(最初の)という言葉と、コロイドのコロン(塊)が合体したのです。


・1982年に、標準プロトコルとしてTCP/IPが採用されます。


・2006年度の「米タイムズ誌」パーソン・オブ・ザ・イヤーは、“YOU”「あなた」に、なったのです。


・特定多数、特定個人


・イギリスの電子新聞「ガーディアン・アンリミテッド」は「1%ルール」という、経験則を提唱しています。


ネット上の100人のうち、1%が、コンテンツを自分でつくっている。10%が、それにコメントを書いたり、言及している。89%は、それを見ているだけだ。


・グーグルの創業者ラリー・ペイジはスタンフォード大学でこのグラフ理論を勉強しています。


・デュアル・モニター
常時接続の時代、TVもPCも携帯も全てが繋がりっぱなしになっている。


・「AISASモデル」の特徴は、大きく分けて2つあります。
 1、インタラクティブ・モデル
 2、消費行動は購買で終わらない


・消費者を囲むコミュニケーション・レイヤー
消費者、Viral/Parsonal(クチコミ)、Experiential(経験メディア)、Two-way Communication(双方向コミュニケーション)、One-way Advertising(一方向的な広告)

「naked(ネイキッド)」が考える、コミュニケーションの階層構造です。ネイキッドは、世界最大のコミュニケーション・プランニングの会社で、「ビックアイデア」をプランニングできる能力を持ったストラジストの集団です。


・BUZZは情報格差があるところに発生する(中略)消費者は「多くの消費者がまだ知らないことを、自分だけを知っている」あるいは、「自分独自の意見がある」と思ったときにネットに書き込みを始めます。


・真のバズ・マーケティングとは、消費者のクチコミをコントールすることではなく、消費者のクチコミに耳を傾けて、それを商品やサービスの開発、改良に生かすことだと思っています。
      
           
               
●情報大爆発 より
秋山 隆平 著
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宣伝会議 (2007年10月初版)
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ここからは、書籍「ホリスティック・コミュニケーション」から、教え学んだこと、共感したこと、気づいたことなどを引用しています。

・海水浴客のほとんどが企業の海の家に背を向けて、海のほうを向いて座っているのに気づき、海上にサマーハウスを作ればみんなに見てもらえると思い、特殊ポリエチン製の人工島を企画した。多くのメディアに取り上げてもらい、話題になった。


・アクティブ・コンシューマーは、情報を自ら積極的に検索するだけでなく、自分で情報をどんどん発信していく人たちです。


・消費者がものを購入数するときには、命の次に大切なお金を使うわけだから、それなりに慎重になる。


・アクティブ・コンシューマーの部屋。常時接続の時代:TVもPCも携帯も全てがONになっている。


・ホリスティック(holistic)とは全体論的という意味で、「全体は単なる部分の総和以上のものである」とする考え方である。


・クリエイターはもう既存のフレームの中で広告を企画する時代ではないということ


・「インタラクティブ・コミィニケーション局」は、インターネット広告やモバイル広告の製作、販売を中心とする新しい局です。 
              
      
       
●ホリスティック・コミュニケーション より
秋山 隆平 著
杉山 恒太郎 著
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宣伝会議 (2004年1月初版)
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