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鈴木 省三 氏より (書籍「日本の出版界を築いた人びと」より)

このページは、書籍「日本の出版界を築いた人びと(鈴木 省三 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・丸善の創業者は、岐阜県生まれの早矢仕有的(はやしゆうてき)である。彼は欧米の書籍、雑誌、文具、薬品・医療器械、洋品、雑貨などで文化的商品の輸入者であった。


・日本の新聞に一ページ広告が掲載されたのは、丸善の『ブリタニカ』が初めてでったと言われている。


・明治になってから、神田の学生の街、本屋の街として繁栄してきた。明治前半創業の有斐閣・三省堂・冨山房、大正時代創業の岩波書店、主婦の友社、小学館などの大きなビルが競いあうように建ち並んでいる。


・博文館
当時一五大雑誌をはじめ書籍も学術書、文芸書から婦人図書、児童書まで幅広く発行する名実ともに日本一の総合出版社であった。


・博文館のもう一つの事業に、東京堂の経営がある。


・簿記といえば同文館、同文館といえば吉田良三が頭に浮かんでくるほどの印象であった。


・実業之日本社 創業者 増田義一
編集方針を「成功の秘訣こそ世人の求めるところであると悟って、以後は成功に関する記事を掲載すること」にしたのである。


・有朋堂 創業者 三浦理
「出版業者の第一の使命は権威ある書物を出版することである。ただ儲けさえすれば良いものではない。虎は死して皮を残し、人は死して名を残し、出版業者は死して名を良書を残さねばならぬ」と語っていたという。

・世の中では“公経済の東洋経済新報”“私経済のダイヤモンド”という評価が定着している。


・ダイヤモンド社
書籍出版は随時に営んだが、本格的な出版は昭和九年三月に出版部が設立されてからである。


・「平凡社は社名は平凡であるがなすことは非凡である」田中館愛橘博士
     
             
●書籍「日本の出版界を築いた人びと」より
鈴木 省三 著
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柏書房 (1985年11月初版)
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