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杉江 由次 氏より (書籍『「本の雑誌」炎の営業日誌』より)

このページは、書籍『「本の雑誌」炎の営業日誌(杉江 由次 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


杉江由次氏は本屋大賞創設者のひとり


・「新書はね、平台に積んでおくと動きが良いんだけど、棚に入れると売れないのよ。※リブロのYさん


・『出版営業の方法』


・椎名さんといるといつも思うのだが、椎名さんは僕にとってまず上司なのである。


・出版営業といってもその仕事はいろいろあって、僕が主にやっているのは「書店営業」というものだ。(中略)他には取次店専門の営業マンもいて、その人たちは、日夜取次店の仕入れ窓口で新刊部数や重版配本の交渉などをしていたりする。

また書店さん相手ではなく、直の営業をやっている人たちもいて、これはもう個人の家を廻って企画商品を販売したり、あるいは学校や病院を廻っている営業マンもいる。


・ある書店さんで聞いた話。「読書週間が始まってそうするとすぐに若者の活字離れみたいなことがいわれるじゃない。でも見てよ、この売場。ほとんど十代、二十台の若い人か五十代以降の人でしょ?

いや三十代とか四十代は働いている時間だっていうだろうけど、夜までずっとこんな感じなんだよ。


・出版業界に入った頃、胸を熱くさせて読んだ漫画、『編集王』土田世紀(小学館)


・昨日訪問した元書店員のSさんは 「気づくのが3年遅かったよ。古本と新刊を一緒にやる本屋が作りたかったなあ。もちろんジャンルを特化してだけど」と呟いていた。


・営業というとつい「話す」ことを思う浮かべる人が多いと思うけれど、僕が思う営業は「聞く」ことが基本だったりする。


・水道橋の山下書店を訪問し店長のOさんとしばしお話。(中略)このお店は東京ドームの近くにあるため、東京ドームのイベント、巨人や競馬、格闘技の盛り上がりによって、売り上げが思い切り左右されるので、前年との比較は大変だろう。


・我が生まれ故郷・春日部
      
             
●書籍『「本の雑誌」炎の営業日誌』より
杉江 由次 著
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