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米原 万里 氏より (書籍「打ちのめされるようなすごい本」より)

このページは、書籍「打ちのめされるようなすごい本(米原 万里 著)」から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・斉藤(美奈子氏)は、どの本にもどの著者にも等距離で遠慮思惑一切なし。文体は陽気で乾いていて悪口にも芸がある。


・日本文藝家協会に加盟する三〇〇〇名の会員の内、原稿料と印税だけで生活できる小説家は全体の五%程度。純文学に限定すると一〇人満たない、という島田雅彦の発言


・今まで学問の対象外に置かれていたものを学問的方法で解明しようとするユニークな目の付け所といい、一見いくらでもふざけられるテーマを真面目に追求していく真摯な姿勢とそこから漂うユーモアといい、文学作品や雑誌や新聞の記事など文献(引用箇所がいちいち面白い)を漁っていく徹底ぶりといい、論文でありながら、どんどん読み進ませる柔軟な文章力といい、今日の井上章一の片鱗がそこかしこにある。※「霊柩車の誕生(朝日選書)」


・中学生・高校生を対象に刊行されているらしいちくまプリマー新書シリーズ


・癌治療本を我が身を以って検証


・日本の新聞や雑誌に載る書評は、基本的に褒めることを旨としている。
     
             
●書籍「打ちのめされるようなすごい本」より
米原 万里 著
¥2,400
文藝春秋 (2006年10月初版)
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