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木村 秋則 氏より(書籍『自然栽培ひとすじに』より)

このページは、書籍『自然栽培ひとすじに(木村 秋則 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・農業の基本は土づくりといわれています。(中略)私は肥料も堆肥も使わずに作物を生育させる力を、土の「偉力」と呼んでいます。


・すべては自然から学ぶ


・人間が勝手にこしらえた常識ほど不確かなこともありません。


・人間は技術と感覚を研ぎ澄ますことで、目に見えない世界でも認識できるようになる。


・1年に二度花をつけたりんごは、次の年に花を咲かせず実もならない。こんなことはどの参考書にも載っていません。


・農薬を撒かなくなったことで、自然のなかでは通常に行なわれている、食物連鎖のシステムが復活しているのだと思いました。


・当時小学6年生だった長女の授業参観日、放課後ひとり残され、担任教師に読み上げられた作文は忘れられないものでした。
「私のお父さんの仕事はりんごづくりです。でも、私は、お父さんのつくったりんごを一つも食べたことがありません・・・・・」


・本を読むだけでは知ることのできないことがいかに多いか、お手本はすべて自然のなかにあって、自ら試行錯誤の体験を経ずして、求める答えにたどり着くことはできないということが、少しずつわかってきました。


・これほどすごいお手本がこんなに近くにあろうとは。※自殺しようとして入った山の中で見つけたドングリの木を見て


・あるとき隣接する生産者に、頼むから農薬を使ってくれ、と懇願されました。(中略)彼によると、私の畑から害虫が飛んでくるので、農薬を散布しているにもかかわらず被害が出るというのです。私は彼に言いました。
「それじゃあ、この場所でどっちから虫が来るのか試しに見てみましょうと」
(中略)すると、農薬が撒かれている彼の畑のほうから、無数の虫が飛んできて、私の畑へと入っていく。そこで卵を産んでいるのです。逆に、私の畑から出て行く虫はほとんどいません。彼はこの現実を目の当たりにして非常に驚いていました。


・ひょっとすると人間が本来、口にしてはならないもの、例えば残留農薬や、過剰な硫酸態窒素などを食い尽くしてくれているのが害虫なのではないか、と私の想像は広がっていきました。(中略)彼らへの感謝を表すために、私は自分の名刺や出荷用の段ボール箱にハマキムシのイラストを掲載している次第です。


・「答え」は自然のなかに無数にある


・「もしも私が○○だったら・・・・・」と自分を作物に置き換えて考えるクセをつけてください。


・集約してみると以下のような条件下で、作物の生育が順調で、雑草もあまり生えないという好結果が得られるのです。
●耕起は荒く耕したもの
●場所は日当たりのよい窓辺に置いたもの
●土が乾燥気味のもの
●代掻きは2~3回かき混ぜた程度のもの


・食酢を散布する際に注意が必要なのはタイミングと濃度です。


・株式会社精華堂霰総本舗(清水精二=自然栽培のもち米を原料にしたせんべい製造)
〒135-0024 東京都江東区清澄3-10-5
TEL:03-3641-9288
FAX:03-3641-9221
※参考:http://www.seikadoarare.co.jp/


・シェ・イグチ(オナーシェフ井口久和)
〒108-0071
東京都港区白金台3-4-21
TEL:03-3473-6288
FAX:03-3475-5190
※参考:http://www.cheziguchi.com/


・(有)石山農産(石山範夫=自然栽培による大規模米づくり)
〒010-0445 秋田県南秋田郡大潟村西9-3-23
TEL&FAX:0185-4-2110


・木村興農社=木村秋則
〒036-1331 青森県弘前市大字五代字沼田41-1
TEL&FAX:0172-82-3398

             
●書籍『自然栽培ひとすじに』より
木村 秋則 著
創森社 (2007年1月初版)
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