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島田 雅彦 氏より(書籍『小説作法ABC』より)

このページは、書籍『小説作法ABC(島田 雅彦 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・自然観察とは動物から生き方を学ぶこと


・読者の心をつかむ、ファースト・ドロップ
まず書き出しには、それなりの魅力と気取りを備えた一行、そして一段落を用意しましょう。


・本当の現実というものは、新聞記者や報道関係者に要約できるような、やわで単純なものでありません。


・ひとつの出来事は、多数の方向から眺めることが可能なのですが、われわれは、ある一方向から編集されたものを、これが現実だと思わされているに過ぎません。現実はひとつではない。描き方によってかたちを変える。


・冒頭で読者を驚かせよ。


・一読者は、小説を手にとる際、まずタイトルをみて内容の判断材料を得ようとします。つぎに帯のキャッチコピーを、ついで、本の裏表紙などにあるあらすじを読みます。さらに、本をひらいて、目次や冒頭をながめて、いま自分が手にしている本に読むだけの価値があるかを決定するのです。


・伝達すべき情報、伝えることの鉄則は、5W1H----When、Where、Who、What、Why、How-----です。


・ふだんの生活で絶対に行かない場所に行き、そこで交わされる会話を採取する。
→109、新橋の立ち飲み屋、学会、巣鴨のマクドナルド、地方都市のキャバクラ・・・・・。


・小説は、会話、描写、説明の三つの要素にわけて考えることができます。


・読者がそれを読んでおいしそうだと感じる、料理の描写をする。
→匂い・熱・歯ざわり・歯ごたえ・口どけ・後味・・・・・。


・頭の中の時間軸は、けっしてひとつではありません。


・名声は語り継がれ、恥多き人生は笑われ続ける


・バイオリニストも歌手も音階練習を欠かしません。サッカー選手はパスやドリブルの練習をいやというほど繰り返します。プロ野球の美技もキャッチボールを磨き上げた結果です。(中略)やはり基礎訓練は怠るべきではありません。逆に基礎を押さえた者は、ミステリーだろうが、SFだろうが、歴史小説だろうが、恋愛小説だろうが、オールラウンドにこなせるようになります。

    
●書籍『小説作法ABC』より
島田 雅彦 著
新潮社 (2009年3月初版)
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