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寺内 正樹 氏(書籍『仕事のあたりまえは、すべてルールにまとめなさい!』より)

このページは、書籍『仕事のあたりまえは、すべてルールにまとめなさい!(寺内 正樹 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「ルール」を守ることは教えてもらっても、「ルール」を作ることを教えてもらえる機会が少ない


・ルールや制度を作って説明したけれども、文章にまではしていないことは、実は驚くほど多いのです。


・「毎日、午後2~5時の3時間はパソコンを使ってはいけない」という社内ルールもあります。午前中にパソコンが必要な業務をすべて終えて、午後はコミュニケーションが求められる業務に集中させることが狙いです。


・「One Day Free制度」(ODF)を導入しています。
「ODF」とは、毎週金曜日を通常業務以外の開発や技術研究に充てることができる制度です。(中略)このODFのポイントは、業務時間を利用しているにもかかわらず、必ずしも短期的な成果を求めているわけではなく、評価に結びつけることもありません。それゆえに、エンジニア職が自由な発想で、自分でやりたいことに取り組むことができ、結果として、今までになかった新サービスも誕生しているそうです。


・①新文化創造制度
新しい文化を創造するために支給される手当てです。
②毎日読書宣言
1人毎月3000円まで好きな本を買うことができる手当てです。
③スキルアップで効率UP!
講義や講演など自分のスキルアップにつながるものに対して、最大60%まで会社が負担する制度です。
※株式会社メイションの福利厚生より
メイションの福利厚生はこちら(←メイションのウェブサイトにリンクします)


・「法定休日」と「法定外休日」はどちらも休日ですが、その日に働いた場合の割増賃金は異なります。法律上、いわゆる休日労働の割増賃金として35%以上増やして支払うことが求められているのは「法定休日」のみです。「法定外休日」は、定時の時間を越えた通常の残業代として、25%以上増やして支払えば足りるのです。(中略)そこで、日曜日を「法定休日」、土曜日を「法定外休日」などと明確にルール化すれば、余計な誤解を避け、休日労働の割増賃金で支払うのは、日曜日のみということがわかりやすく示せることになります。


・休日と残業には一見、何の関係性もないように思えますが、休日の日数が増えれば増えるほど、残業代が上がっていく仕組みになっています。なぜなら、残業代は一般的に、次のように計算されるからです。
①1年の暦日数(365日or366日)-1年の休日日数=1年の労働日数
②1年の労働日数×1日の所定労働時間=1年の所定労働時間
③1年の所定労働時間÷12ヶ月=1ヶ月平均の所定労働時間
④1ヶ月の給料÷1ヶ月平均の所定労働時間=時給の金額
⑤時給の金額×1ヶ月の残業時間数×割増率=1ヶ月の残業代


・「ブログ、ホームページなど不特定多数が見ることのできる媒体で会社の名誉または信用を傷つける恐れのある記載はしないこと」としておけば、少なくても記事を書く段階で、その社員も自分の記事が「会社の名誉または信用を傷つける恐れ」があるかないのかを意識して、考えていたことでしょう。


・何が会社にとっての「秘密情報」にあたるかを具体的に明示しておくこと


・資本金が1000万円未満であれば、最初の2期分は消費税が免除させる措置がとれるからです。


・最適な「決算期」を決めるための2つの方向性
①最初の決算期は「長く」する
(中略)消費税免除の措置が最大限活用できるからです。
②決算期は「繁盛期」と重ねない


・役員が自分1人もしくは親族のみで構成される場合
再度の選任には、法務局への申請が必要となるため費用も手間もかかります。ですから、あなたと親族の方のみで役員を構成する場合、任期を長くすることで、費用・手間を節約することができます。


・会社とチームをつくるためのテンプレート


・ルールの「誕生の理由」を伝えているか?


・この店では、毎日、ルールを守るための責任者を変えているということを教えてくれました。つまり、全員にローテーションで責任者を任せることで、各店員の自尊心と責任感に火をつけ、自然とルールが浸透し、やる気がアップする仕組みを作っていたのです。


●書籍『仕事のあたりまえは、すべてルールにまとめなさい! 』より
寺内 正樹 著
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2009年9月初版)
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