須藤 実和 氏（書籍『実況LIVE マーケティング実践講座』より）

このページは、書籍『実況LIVE マーケティング実践講座（須藤 実和 著）』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。

・サントリーや花王は、徹底して顧客のニーズを探り出し、その成果を商品や商品の売り方に反映する仕組みづくりがうまい会社だといえます。

・マーケティングは、次の3つの重要な考え方を柱としています。
①顧客中心主義
②長期的視点
③一気通貫

・マーケティング活動は5つのステップによって構成される

①環境分析
②ターゲットの特定
③マーケティングミックスの策定
④アクションプランづくり
⑤アクションプランの実行

・マーケティング戦略の実践法
「顧客を知る」「競合を知る」「自社を知る」という環境分析のアプローチ

・顧客が無意識に行っていることなどから、顕在化していない意識、ニーズを引き出すということがポイントです。

・「健康になりたいという欲求はあるが、不摂生な生活を続けてしまっているような人たち」が、ターゲットとする顧客象としてまず思い浮かびました。しかも先ほどの分析結果からわかった消費量が多そうな20代の男性を中心に狙う、これがサントリーの仮説でした。※ポカリスエット

・ポジショニングマップを描くことで商品をどういう形で差別化すればよいか、がはっきりする

・マーケティングの命運を分けるのは、“思い”とスキルの両輪が相まってうまく回転するかどうかだということです。

●書籍『実況LIVE マーケティング実践講座』より
須藤 実和 著
ダイヤモンド社 (2005年6月初版)
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