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村松 恒平 氏(書籍『秘伝 〈プロ編集者による〉文章上達スクール』より)

このページは、書籍『秘伝 〈プロ編集者による〉文章上達スクール(村松 恒平 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「へ」と「に」の違いは?

新宿へ行く
新宿に行く

【答え】方向と地点

「へ」は方向、「に」は地点を意識された表現。


・もし、最高の文章上達法は、と問われたら、僕はまず何も書かずに、筋のいい日本語の古典的作品を、五年とは言わず、三年読め、といいます。


・ネットに置いてあるかどうかは、現時点で本の売り上げにはあんまり関係ないような気がします。もちろん、置いてあることがプラスに働くこともあるしね。


・読書が好きな子どもは、やがて文章が上手になります。


・いわゆる批評というものを僕は三種類にわけて考えています。
1.制作者に対するアドバイス
2.ユーザーが商品を購入するかどうかを決定するためのガイド的な評価
3.対象を批評するようなふりをして実は自分自身を語ってしまうもの


・専門用語というのは、一種の隠語なのです。仲間内だけで通用する特殊な言語なのです。つまり、それを使うことで仲間同士ではうまく交流することができる。


・つまり、「ご存知のように」とつけることによって、これを知っているレベルの人しかここにはいませんよねえ、というメッセージを送っているのです。つまり、知らない人は排除し、知っている人には媚びているのです。


・量をこなすつもりなら、僕なら早朝から午前中の時間を執筆にあてます。(中略)これには三つの利点があります。
1.電話や来客などの割り込みがほとんどない(中略)
2.同じ時間帯に書く習慣をつけられる(中略)
3.朝は頭がすっきり


・簡潔に文章を書くためのアドバイス(中略)まず何を知りたいのかを押さえる


・大事なのは書き方よりも、テーマと内容


・もともと出版の世界とは、読者にお金を払ってもらって成立している世界です。


・実績を調べてみると、メルマガは有料化にすると読者が百分の一に減ると言われています。


・小説家になるための時間は、
才能×時間=X
あるいは
時間=X÷才能


・ペンネーム図鑑
http://www.toyama-cmt.ac.jp/~kanagawa/pen-name/


・インタビューには、羅刹法と芋ヅル法があり(命名村松)、羅列法というのは、質問を次々に出していく方法。芋ヅル法は、相手の言葉に反応して、その詳しい内容を聞いていく法です。


・表現したものは発表することによって完成する


・同じ事柄を書いても同じ文章というものは二つとない。


・(※テープレコーダーは)卓上の音も拾ってしまうので、できれば、ハンカチなどの上に置きます。


●書籍『秘伝 〈プロ編集者による〉文章上達スクール』より
村松 恒平 著
メタブレーン(2005年4月初版)
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