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森 洋子 氏(書籍『3秒で女を「買う気」にさせる魔法の言葉』より)

このページは、書籍『3秒で女を「買う気」にさせる魔法の言葉(森 洋子 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・基本的に男性のモノの買い方は、情報積み上げ型です。


・「人の心に土足で踏み込むコピー」、これが通販コピーの基本です。読むつもりもなかったチラシに、強引に目を留めさせなきゃいけない。


・次の3つのコピーをくらべてください。いずれも、育毛シャンプーのコピーです。

①私のテッペン、もしかして・・・・・・透けてます?

②抜け毛が気になるあなたのために

③抜け毛予防に、12種類の和漢植物エキス!

(中略)たぶん①のコピーが、インパクトがダントツに強く感じられるのではないでしょうか。


・かつて、青汁が売り出された頃、「不味い!」というCMが話題になりました。あれって、やっぱり見る人たちにとってのCMの常識をひっくり返した点がサプライズだったと思うんです。(中略)ところが、後発の青汁メーカーは、この会社のCMのおかげで広まった「青汁=不味い」という常識をさらにひっくり返す、「青汁なのに美味しい!」という逆転サプライズを盛んに使って、どんどん青汁市場を拡大していったのです。


・女性をサプライズさせるための4つの手法

1 【隠れた本音】
心の奥の悩みやコンプレックスをコピーにする。

2 【否定】
「間違っていますよ」という指標をコピーにする。

3 【逆転】
既存の常識に反する新事実のコピーにする。

4 【限定】
ターゲットを限定する言葉が無関心な女性を振り向かせる。

ちょっぴり意地悪に、サプライズの言葉を使うほうが、レスポンスを得るには効果的。


・【コピー事例】
この艶やかさ、私って、まるで女優さんみたい?


・通販はデータありきのビジネスで、広告のコスト対効果にとても神経質です。


・夫からも、世間からも、「お母さん」としか呼ばれなくなってウン十年。「もう一度、女としてチヤホヤされたい」という、心の奥に閉じ込めてきた本音がグルグルと渦を描きながら噴出します。


・「若返る」「甦る」などの言葉は、まさに彼女たちが夢を買うキーワードなのです。


・女性たちの脳内は、いつだってマイナス20歳以上。だから本人たちは、たとえ実年齢が50代でも、30代と変わらない気分で過ごしているわけです。


・何度も言いますが、彼女たちが最初に聞きたいのは、数字でもウンチクでもなく、「わたしのために、いったい何をしてくれるの?」なのです。


・半年前のスカートが、ほら、こんなにスルスルに


・モノとして売るから、売れない
「夢や可能性を買う」という傾向は、女性向け商品のありとあらゆるものに通じる真実ではないかと思います。


・広告を作る者、コピーを書く者が、共感できない商品はなかなか売れないものです。


・商品作りの現場に行くと、資料には書かれていない「人の思い」が必ずと言っていいほど発見できるということです。


・商品作りに関わった人たちの、商品誕生までの迷い、焦り、ジレンマ、プレッシャー、そして完成時の感動や喜び、達成感を知ることが、愛のストーリーを組み立てる際の大切なエッセンスになるのです。


※参考:著者サイト
http://moriyoko.com/


●書籍『3秒で女を「買う気」にさせる魔法の言葉』より
森 洋子 著
講談社 (2009年5月初版)
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