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國貞 克則 氏(書籍『財務3表一体理解法』より)

このページは、書籍『財務3表一体理解法(國貞 克則 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・会計の初心者は、PLには「五つの利益」があること、そしてその五つの利益の間にはどのような項目が入っているか、それだけを覚えれば十分です。


・損益計算書(PL)には五つの利益がある

①売上総利益
売上高から売上原価を引いた利益。粗利ともいう。

②営業利益
売上総利益(粗利)から販売費及び一般管理費、例えば営業活動に伴う費用や本社経費などを差し引いたもの、本業からの儲け。

③経常利益
営業利益から営業外の利息など、本業以外の収支を差し引いたもの。日常的な経営活動による儲け。

④税引前当期純利益
経常利益から本業とは直接関係ない臨時に発生した利益や損失を足し引きした利益。

⑤当期純利益
税引前当期純利益から税金を支払った後の利益。当期利益とか純利益ともいう。


・(PLは)他社と比較したり、何年間かの推移を見たり、同業他社の標準数値と比較したり、多角的に分析することをお勧めします。


・「会社がお金を集める方法は三つある」と言いました。「他人から借りる方法」と「資本家に資本金を入れてもらう方法」、「自分の会社で稼ぎ出す方法」の三つ


・完成度の高い財務3表にも表れないものがあります。それは、「人間」と「知恵」の価値にほかなりません。


・PLと貸借対照表(BS)は現金の動きを表しているものではありません。


・CSを見れば会社の戦略が分かる(中略)
現金はウソをつかない
CSのパターンで会社の状況が推測できる


●書籍『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』より
國貞 克則 著
朝日新聞社 (2007年5月初版)
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