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鈴木 敏文 氏(書籍『朝令暮改の発想』より)

このページは、書籍『朝令暮改の発想(鈴木 敏文 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・売り手の「好都合」は買い手の「不都合」


・「いまは合理性を追求する時代である」といえば、誰もがそのとおりだと思うでしょう。そのとき注意すべきなのは、それは売り手にとって合理的なのか、買い手にとって合理的なのか見きわめることです。


・過去の景観や既存の常識に染まっていない純粋さ、それが素人の強さです。こわいのはやがて経験を積むにつれ、「自分たちは商売の玄人であり、顧客は素人」と思い始めることです。


・わたしはこう主張しました。「サウスランド社によってロイヤリティを高く保つこと自体が目的なのか。そうではないはずだ。提携によりライセンス収入が大きくなることが契約目的であるはずだ。であるとすれば、ロイヤリティを安くしてでもこの事業を日本で成功に導くことこそが最終的にはサウスランド社の目的に最も沿うことになるのではないか」最終的にはサウスランド社が大きく譲歩し、〇.六で決着しました。


・本部MDでは、「できない理由」をあげてもらいました。これは裏返せば、その問題さえ解決すれば可能になるということです。


・ならなぜ、初日は売れなかったのでしょうか。問題は売り方にありました。少ししか並んでいなかったため、顧客の目にとまらなかったか、とまったとしても「売れ残り」としか思われなかったからです。それが個数を倍にしたことで認知され、潜在的な需要が掘り起こされたのです。


・あたりまえのことをあたりまえに行っていけば、それが結果として自己差別化に結びつく


・消費の飽和時代は「衝動買い」が主流になっている。


・人間は「善意の生きもの」だからこそ必要以上のことをやり始める


・売れているからいいのではない。自分たちが納得できていない味の商品が売れているこそ危機感を持たなければならない。


・教育とは答えを教えることではなく、部下に「気づき」を与えることです。


・文書や、ビデオレターや、Eメールでも。、言葉を伝えることはできるでしょう。しかし、ものごとには言葉だけでは伝えきれず、五感を使って全身で獲得していくものもあります。


・人間は生き方においても、矛盾した二つの顔を持っています、一つはやるべき価値のあると思ったら困難であっても挑戦しようとする自分です。そして、もう一つは本能的に困難からわが身を守ろうとする自分です。
誰もが挑戦しようとする自分と守ろうとする自分を持っている。挑戦するか、守るか。


・みんなが反対することにたいてい成功し、いいということは概して失敗する


・セブン・イレブン一号店にも幸運な出会いがありました。(中略)その経営者は、明治大学経営学部在学中の一九歳のときに父親を亡くし、中退して店を継いだ二三歳の青年、山本憲司さんでした。結婚したばかりで、一家の主として妹さんや弟さんの面倒も見ていました。


●書籍『朝令暮改の発想~仕事の壁を突破する 95の直言』より
鈴木 敏文 著
新潮社 (2008年1月初版)
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