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津田 大介 氏(書籍『Twitter社会論』より)

このページは、書籍『Twitter社会論(津田 大介 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・ネットの世界にいち早くリアルタイム・ウェブの潮流を持ち込み、140文字という限られた文字数で放送メディア並みの瞬間的情報伝播力を持たせることに成功したからである。
※ツイッターは、なぜここまでユーザーに圧倒的な支持を受けたのか?


・毎日新聞はツイッター上で「コッコ」という仮想キャラを作り、そのキャラが感想を述べつつニュースにリンクを張るというやり方で、そのあたりのバランスを取りつつ非常にうまく活用している。


・筆者の考えるツイッターの特徴は、大まかに分けて以下の6点だ。
すなわち、「1.リアルタイム性」、「2.伝播力が強い」、「3.オープン性」、「4.ゆるい空気感」、「5.属人性の強い」、「6.自由度が高い」


・ツイッターでは「今サンドイッチを食べてる」のような「意味のないつぶやき」が投稿の40.55%を占めるという。(中略)を「ニュース」「スパム」「宣伝(企業の宣伝)」「意味のないつぶやき」「会話(ほかのツイッターユーザーとのやりとり)」「転送(RT)」の6つのカテゴリーに分類しているが、最も多かったのが前途の「意味のないつぶやき」だったそうだ。
※米調査会社ピア・アナリスティック調査


・「最新の結果から羅列表示される」というところがグーグル検索とは違う大きな価値を生み出している。


・筆者のツイッターの基本的な使い方は以下の5通り(中略)
1つ目は「いまなにしている?」に準じた日常報告。2つ目は時事ニュースやネットで話題になっていることに対する感想や解説。3つ目は日々生活している中で突如思いついた提案や教訓、冗談など。4つ目はツイッターを使ったイベントの中継、いわゆる「tsudarる」だ。そして5つ目は、自分の活動に関する告知だ。


・個人の思いつきによる行動を一瞬で伝播させることができる。


・ネットにおけるコンテンツのあり方や技術を研究するコンテンツ学会は09年8月に開催
コンテンツ学会のウェブサイトはこちらから


・著者がツイッター中継する際には具体的に何を心がけているのか。以下で5つのポイントをご紹介しよう。
1 配布資料はあらかじめ確認する
2 スライド上の数字やデータを見逃さない
3 オイシイ発言を見逃すな
4 「つまり」「要するに」を待て
5 文字数はとにかく節約


・社会を揺るがす大事件で、ツイッターの速報が既存メディアより先んじた最初の事例は08年5月に中国・四川省で起きた大事件だ。


・通信回線さえ生きていればリアルタイム性と伝播力に優れるツイッターのようなツールが「報道」にもっとも適している。


・ムンバイテロ報道の残した課題


・秋葉原連続殺傷事件


・ハドソン川の旅客機不時着事故


・ツイッターはリアルタイム性が高く、現実社会に深く結ぶついたプラットフォームだ。


・ネット時代のジャーナリズムはどうあるべきか。そのことを考える時に参考になるのが、09年9月に公開された「インターネット・マニフェスト------今日のジャーナリズムはいかに機能するか」だ。
参考1:原文 http://www.internet-manifesto.org/

参考2:訳文 http://peer2peer.blog79.fc2.com/blog-entry-1552.html


・ネット上のコミュニケーションツールは、“単純であること”と“簡便であること”が大切


・企業のツイッター利用の4つのパターン(中略)
「直接型」「間接型」「内部型」「情報収集型」(中略)
※米調査会社ガートナー調査

「直接型」はマーケティングや広報用のチャネルとしてツイッターを利用する方法(中略)

「間接型」も企業が外部への情報発信にツイッター活用するケースだが、この場合は、企業内の個人が所属企業を明らかにして情報を発信するというのがミソ。(中略)

「内部型」は企業内部でツイッターを活用するケースだ。(中略)

「情報収集型」は、情報の発信はせず、ユーザーや競合他社のアカウントをモニターして自社の評判などの情報収集に役立てるという活用法だ。


・エゴサーチ(自身に関する情報をネット検索すること)
※勝間和代氏


・新聞が500~1000字、雑誌が2000~3000字って感じですね。
※紙媒体を書く際の文字数について
※勝間和代氏


・「ツイッターって面白いな」と思うのが、実名を推奨していないのに、他のサービスよりも実名ユーザーが多いところですね。


●書籍『Twitter社会論~新たなリアルタイム・ウェブの潮流』より
津田 大介 著
洋泉社 (2009年11月初版)
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