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難波 義行 氏(書籍『一流芸能人がやっているウケる会話術』より)

このページは、書籍『一流芸能人がやっているウケる会話術(難波 義行 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・テレビと観ていて「おもしろい」「楽しい」と感じたら、どこが、なぜ「おもしろい」「楽しい」と感じたのか確認する習慣をつけましょう。


・まずは「好かれる聞き方」を身につけよう
~話の聞き方・基本の「き」~

人の話を聞くときには、「振り」「質問」「応答」「相づち」「同調」「驚き」「合いの手」「確認」「ペース調整」「笑い」「ボケ」「ツッコミ」「まとめ」など、いろいろなことをしなければなりません。


・これが島田紳助なら、
「みなさん、いまA君はウトウトといいました。でもそういうのは、ウトウトとはいいません。爆睡といいます」
または
「自分アホやなー。プレゼント持っていったんやろ?持っていったのに盗まれて気づかんかったん?そういうの、親バカいわんねん、バカな親いうねん」
といった感じでしょうか。彼は言葉遊びが得意で、言葉を少し変えて違う意味にしたり、表現を誇大にして笑いをとります。


たとえば爆笑問題の太田光なら、
「えっ、プレゼント持ってベンチで寝ちゃったんですか?風邪ひいたらどうするんですか?」
といった返しになりそうです。そこに相方の田中裕二が、
「そういう問題じゃないだろ!」
とツッコミを入れて、
太田「せめてマフラーはしてください」
田中「だから違うって!」
太田「新聞紙巻くと温かそうですよ」
田中「もういいって!」
というように進めます。
つまり、話の中で重要ではない課題を探してボケの方向を決め、相方に突っ込まれながらもどんどん遠いほうに向かっていく、という方法で笑いをとります。


・会話のつぎ穂「木戸に…」とは?

キ 季節・気候(最近の天候や、季節の風景などの話題)
ド 道楽(趣味。映画・音楽などカルチャー面の話題も含む)
ニ ニュース(世間や自分に起こった現在・過去の出来事)
タ 旅(実際の旅行の話や、地方・海外の風土の話題)
チ 知人(相手と共通する知人や、双方が知っている人物)
カ 家族(双方の家族)
ケ 健康(双方の健康のほか、世間的な病気やケガの話題も含む)
セ 性(下ネタ)
シ 仕事
衣 衣装(髪型やアクセサリー等も含む)
食 食事(つくり方や飲食店情報等も含む)
住 住居(出身地や居住地の話題も含む)


・会話上手とは“相手を楽しませる人”で、それは“うまく聞く(相手に楽しく話してもらう)”ことでも実現できる


・人を引きつける表現技術6つのポイント

1 話すテンポを変える
2 声に強弱をつける
3 上手に間(ま)をとる
4 ジェスチャーを多彩に入れ込む
5 スペースをフルに使う
6 表情や視線に変化をつける


・死語はこうして甦せます(中略)

「ダサい?俺みたいなナウいヤングに失礼だなあ!」


・ボケはひとつでもいいですが、重ねるとウケる確立が高まります。そのときは、
①違う角度からボケる
②どんどん遠くにボケる
③それらの複合でボケる


・話すときは、顔や体を大きく動かすようにしましょう。とくに、場の人数が増えれば増えるほど、大きく動かすことが重要です。


・仕切り役の仕事

1.全体の進行を考えて仕切る

○自分から話題を振る
○次に話す人を考えて振る
○話をまとめる
○次の話題に移る

2.全員を楽しませる

○飽きないように笑いをとる
○みんなを会話に参加させる


●書籍『一流芸能人がやっているウケる会話術』より
難波 義行 著
こう書房 (2009年4月初版)
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