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池上 彰 氏(書籍『日銀を知れば経済がわかる』より)

このページは、書籍『日銀を知れば経済がわかる(池上 彰 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「金を融通」するから「金融」なのです。


・日本銀行には、どんな役割があるのか。学校の教科書風に言えば、「銀行の銀行」、「政府の銀行」、「発券銀行」という三つの役割があります。


・日本銀行は、国立印刷局に製造代金を払ってお札を買い取ります。製造代金は一枚あたり一五~一六円くらいです。これがアメリカのドル紙幣ですと、一枚が四~五セントですから、日本のほうがコストをかけて高品質の紙幣をつくっているのですね。


・「ざぶん」と「どぼん」(中略)

日銀の担当者が、銀行側から小料理屋で軽く接待を受けるのが「ざぶん」です。水に軽く浸かるイメージです。これに対して、高級料亭でじっくり接待を受けて情報交換をするのが「どぼん」。首まで水に浸かってしまうイメージです。


・日本銀行は経済状況を調査するだけではありません。金融機関への立入り調査を実施し、金融機関の経営状態を調べる仕事もしています。それが、「日銀考査」です。


●書籍『日銀を知れば経済がわかる』より
池上 彰 著
平凡社 (2009年5月初版)
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