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樋口 裕一 氏、大原 理志 氏、山口 雅敏 氏(書籍『[樋口式]文章の書き方100のルール』より)

このページは、書籍『[樋口式]文章の書き方100のルール(樋口 裕一 著、大原 理志 著、山口 雅敏 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・樋口式四部構成を使ってまとめる

四部構成で論理的で説得力のある文章になる(中略)

第一部=問題提起/その文章で問題となる事柄、課題、テーマなどを明らかにする部分だ。(中略)
第二部=意見提示/問題提起で示した内容について、論の方向を定める部分。(中略)
第三部=展開/自分の意見などの根拠をしっかりと説明する部分。説得力のある文章にを書くためには、この部分がもっとも重要になる。(中略)
第四部=結論/全体を整理して、もう一度自分の意見を確認するだけでよい。


・第一部「問題提起」は、全体の10%程度。第二部「意見提示」は、30~40%、第三部「展開」は、40~50%と考えてよい。第四部「結論」は全体の10%以下か、もしくは場合によってはカットしてもかまわない。


・一つの文は長くても60字以内にまとめる


・「なぜなら」で始めた文は、「~からだ(~からである)」で終えるのが原則なのだが、そのことを知らない人がかなり多い。


・大切なのは自分の言葉を使って書くこと


・前文の挨拶は、個人向けか組織向けかによって、少し異なる。

【個人向けの基本パターン】
拝啓 初夏の候 ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。
                         敬具

*個人向けの場合、「ご健勝」の他に、「ご清祥」「ご清栄」「ご活躍」などがよく使われる。


【組織向けの基本パターン】
拝啓 初夏の候 貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
                         敬具

*組織向けの場合、「ご繁栄」の他に、「ご発展」「ご隆盛」「ご盛栄」などがよく使われる。


・ビジネスメールの最低限のルールとマナー

●メールの内容がわかる件名を必ずつける
●文頭には必ず宛名を入れる
●文末には必ず署名を入れる
●敬語を正しく使う
●絵文字や顔文字などは使わない
●メールは1日に何度かチェックし、遅くても翌日までには返信する

【ビジネスメールの基本形】

①宛名(相手の会社名と氏名など)
②名乗り(自分の名前を名乗る)
③はじめの挨拶
④用件
⑤終わりの挨拶
⑥署名


●書籍『[樋口式]文章の書き方100のルール』より
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