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中村 堅太郎 氏(書籍『フリーライターへの道』より)

このページは、書籍『フリーライターへの道(中村 堅太郎 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・フリーライターにとっての“お客様”(中略)

まず、出版社の編集者があげられる。単行本、週刊誌、月刊誌などの編集者が、フリーライターに原稿を依頼してくるというケースがこれにあたる。(中略)

次に広告代理店の制作ディレクターや営業ディレクターなどが発注者になるケースがある。


・出版の売上に占める書籍と雑誌の割合は、4対6である。雑誌の売上の書籍を上回るというのは、他国に類をみないということだ。


・編プロは大きく出版社系、広告系、総合系に分けることができる。


・出版社系の編プロだが、これも細かくみていくと以下のように分類することができる。

①大手出版社に密着し、複数の媒体の制作を手がける編プロ。
②特定のあるいは専門的な出版社・媒体に密着して、その制作を手がける編プロ
③単行本やムックなどを中心にした編集プロ

広告系というのは、主として企業・官庁・団体などの刊物や企業本などを手がける編集プロダクションで、制作プロダクションと競合する面もあるが、これは以下のように分類することができる。

①大手広告代理店に密着して、そこで発注する“刷り物”を制作する編プロ
②特定の大企業関連のPR制作物を手がける編プロ
③会社案内や入社案内など特殊分野(得意分野)の制作を手がける編プロ

総合系というのはこの両方をこなし、時には印刷までもかなす大手プロダクション。


・ベテランは、最終的な仕上りをイメージして打ち合わせをする。また、取材の途中で発生しそうな事態をあらかじめ予想して、その場合の対処法を確認しながら打ち合わせをする。


●書籍『フリーライターへの道』より
中村 堅太郎 著
サンドケー出版局 (1994年6月初版)
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