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赤川 次郎 氏(書籍『本は楽しい』より)

このページは、書籍『本は楽しい(赤川 次郎 著)』から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・一冊の本との出会いは(特に優れた本の場合は)、一人の人間との出会いに等しい価値を持っています。


・本というのは、やはり「慣れ」が大切です。慣れてしまえば、どんな長編も苦にならなりませんが、しばらく離れていると、目で活字を追って行くのが苦痛になります。何事も、始めるのはむずかしくない。大変なのは、続けることです。


・不遇の内に寂しく生涯を終えた作家は、いくらでもいます、たとえ認められなくても、書くことをやめれない。それが作家というものでしょう。世の中に受け容れられるかどうかは、運次第------と言っては言いすぎでしょうが、「実力プラス運」であることは確かです。


・文章力、表現力は、どんな職業においても、必要なことです。いや、職業についていない主婦の方々でも、意をつくした手紙を一本書く能力があるかないかででは、ずいぶん生活の幅が違って来るでしょう。


・本を読む力と時間は、学生時代が一番あるのですから、その時期を、TVと漫画だけで過ごしてしますのは、とてももったいないことです。


●書籍『本は楽しい~僕の自伝的読書ノート』より
赤川 次郎 著
岩波書店 (1998年6月初版)
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