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午堂 登紀雄 氏 書籍『お金を稼ぐ読書術』より

このページは、書籍『お金を稼ぐ読書術』(午堂 登紀雄 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・経営者の集まりにもよく顔を出しますが、勉強会に来るような熱心な経営者は、読書量もすごい。でも彼らの多くは、自分が読書家であることを、あまり周囲に言いません。(中略)ビジネスパーソンにとって本を読むことは、もはや当たり前のことだからでしょう。


・新聞から得られるのは「情報」ですが、本から得られるのは「情報を洞察する力」です。つまり本を読むことで、多様な価値観と多様な視点が養われ、同じ情報に触れても、その他大勢には見えない意味を引き出すことができる。それがますますビジネスに活きるのです。


・僕の場合、月に約5万円の本代がかかっていますから、1年で60万円、5年で300万円かかっている計算になります。しかしそれが投資で3億円に化け、数億円の会社の売上に貢献し、数千万円の印税をもたらし、数千万円のコストダウンにつながっています。読書とは、なんとも効率のいい投資ではないでしょうか。


・「自分はどう行動するか」を前提に読む


・僕が心がけている、稼ぎ力を高めるための「仕組み読書術」をいくつかご紹介します。(中略)

1 いつでもどこでも読む環境をつくる
2 カバンの中に本を複数忍ばせておく
3 未読本を増やす~中身は読まなくてもいい?~
4 買ったらすぐ読む
5 本をバラバラに分解する
6 同時に20冊を平行して読む
7 適齢期が来るまで寝かせる
8 自宅を「書店化」する
9 本の内容は忘れてもいい
10 時間があったら本は読まない


・3 未読本を増やす~中身は読まなくてもいい?~(中略)

積ん読は自分の興味関心の再確認になり、新しいテーマのインスピレーションを与えてくれるのです。


5 本をバラバラに分解する(中略)

資格試験の勉強や分厚い専門書を読む場合などに、テキストをバラして単元ごとに持ち歩いて読むこなす、という方法があります。


・書店としての自宅の本棚を眺めると、偏っていることに気がつきます。


・自宅の本棚を見れば、その人の思考遍歴がわかる


・本に書いてある内容は忘れてもいい。では、何が違いをもたらしているかというと、読みながら考え、自分の仕事に当てはめ、すぐに実行に移した、ということです。


・本選びにはいくつかのコツがあります。僕が紹介するのは次の7つの原則です。

1 自己啓発本から早く卒業する
2 簡単に読める本はこわい
3 売れていない本は宝箱
4 参考文献をほんとうに参照してみる
5 増刷回数の多い本を選ぶ
6 最新刊は効率が良い場合が多い
7 答えが書いてある本はときに悪書となる


・おすすめ書評メルマガ&ブログ

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・たくさん本を読むことが大切なのではなく、「読んだ本の中から、どれだけ深く考え、どれだけたくさん実践したか」が最も重要です。


・アウトプットには「書くアウトプット」と「話すアウトプット」の2つがある。


・アウトプットの方法として、「書く」ということは、僕はとても有用だと考えていいます。


・書くという手の動きが脳への刺激となって、脳の働きをより活性化させます。さらに、書いたものを視覚で認識することになるので、もっと頭に入ります。


・ノウハウ本などは、本の内容を実践するために、目次をそのままノートに書き出して、チェックリストとして使っています。編集者がよく練った本は、目次、つまり見出しのフレーズが、内容をしっかり表したものになっています。


・ブログやメルマガに書く(中略)

これには3つの意味があります。

1 自分の備忘録にする
2 収入源にする
3 人脈形成メディアにする


・経営コンサルタントは、本に限らず大量の文献を、短時間で読みこなすという行為をしています。しかし、実は読んでいません。読むのはなく、「拾っている」のです。(中略)必要な箇所だけを拾っていく。目指すキーワードを見つけたら、そこで立ち止まって前後を読む。そしてまた次に行く。


・専門紙や業界紙を見れば、今リアルに何が問題で、その業界の人たちは日々どんな問題意識を持っていて何に取り組んでいるのかが書かれていて、現場の空気感がある。つまり、現場が見えるようになるのです。


・雑誌の最大の魅力(中略)「売れるキャッチコピーのお手本が満載」の教科書だからです。


・基本的に無駄な本やダメな本はなく、必ず何か学ぶものがあると考えています。何か一つでも響く言葉やフレーズがあれば、それで元はとれると思っているからです。


・「読む価値がない」と言っている時点で、自分の感受性の鈍さや、洞察力のなさ、器の小ささを露呈しているようなものですから、結構はずかしい発言だということになります。


・読書術とは、(中略)あくまで「考え方」であるということです。(中略)

テクニックはみんながマネすれば陳腐化し、環境が変われば同じ成果は再現できなくなりますが、「考え方」は、違う人でも違う場面でも応用でき、成功の再現性確保につながるからです。


●書籍『お金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法』より
午堂 登紀雄 著
ビジネス社 (2009年6月初版)
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