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盛田 昭夫 氏 書籍『学歴無用論』より

このページは、書籍『学歴無用論』(盛田 昭夫 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・雇う側と雇われる側は、どちらが上でもなく、どちらが下でもないということだ。(中略)労働者というものは自分の労働を売る人間であり、使用者はそれを買う人間だ。つまり一つの商品を売る側と買う側の関係に他ならない。


・会社は、激しい過当競争のさなかにあって、実力で勝負しなければならないというのに、そこで働いている人は、入社前に教育を受けた「場所」で評価されるというのは、どう考えても納得がいかない。教育の「質」が問われるのならばまだ解る。


・もちろん私も、学校教育を否定しようとするのでない。良い学校でより広い教養を身につけ、より深い専門知識を学ぶことは、良いことであり、多く人が高い教育を受けることは、国家のために望ましいことであると信じている。


しかし、何々大学を出たからというだけで、その人の価値が高いと決めることにはなんら意味がないし、教育の程度と学校の名前だけで、その人が役立つ度合をするならば、大変な間違いであろう。


●書籍『学歴無用論』より
盛田 昭夫 著
文藝春秋 (1966年5月初版)
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