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西林 克彦 氏 書籍『「わかる」のしくみ』より

このページは、書籍『「わかる」のしくみ』(西林 克彦 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「明日は高気圧におおわれるので、よく晴れるでしょう」といった表現を、テレビの天気予報などでよく耳にします。(中略)

しかし、そこで「高気圧ってどのようなものですか?」とか、「高気圧のところでは、なぜ晴れるのですか?」と質問されると、いかがでしょうか。多く人は、それらを気にしていなかったことにはじめて気付くのです。


・「マゴの手」は「孫の手」か?(中略)

「マゴの手」を、私は長い間、「孫の手」だとばかり思っていました。(中略)形や用途と名前との関連がつくために、私は、「わかったつもり」になっていて、それ以上の探索をしようと考えたことはありませんでした。(中略)


そこで広辞苑(第4版)で調べてみたところ、形や用途の説明の後に「マコを見よ」とありました。「マコ」というのは「麻姑」と書いて、中国伝説の仙女なのだそうです。「姑余山で仙道を修め、その爪は長く鳥の爪に似、後漢の蔡経が、これで痒い所を掻いてもらえば愉快この上もないだろうと考えたという」と説明があったので、びっくりました。(中略)

「マゴの手」の本来の呼び名は「麻姑の手」だったのです。


・①「わかったつもり」の状態は、他人からは、または後になっての当人からは、「実際はわかっていない」と判定される状態であること。

②けれでも、当人からは、「わかった」と意識されている状態であること。

という2点を、「わかったつもり」の状態の特徴として、まず押さえておきたいと思います。


・「わかったつもり」の状態から脱出する方法は、原理的に2種類あると述べてきました。部分から引き出させる意味を変えることから始めるものと、文脈から変えようとするものとの2種類でした。


●書籍『「わかる」のしくみ~「わかったつもり」からの脱出』より
西林 克彦 著
新曜社 (1997年8月初版)
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