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齋藤 真嗣 氏 書籍『体温を上げると健康になる』より

このページは、書籍『体温を上げると健康になる』(齋藤 真嗣 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・ガン細胞は、逆に三五度台の低体温のときもっとも活発に増殖することがわかっています。
つまり低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下したことによって病気が発病・悪化し、それによって体内環境が悪化すると、さらに低体温になるという「負のスパイラル」にはまり込んでしますのです。

・体温が一度下がると免疫力は三〇%低下する

寒気を伴いような高熱のときの入浴は控えたほうが安全ですが、三七度を少し超えるくらいであれば、お風呂に入ってじっくり体を温めたほうが風邪は早く治るというのです。(中略)


体温が一度下がると免疫力は三〇%低下し、逆に体温が一度上がると免疫力は五〇〇~六〇〇%もアップします。


・体温が高いとなぜ免疫力は高まるのでしょうか。理由は二つあります。一つは血液の流れがよくなること。もう一つは酵素の活性が高まることです。


・酵素は熱に弱いとよくいわれますが、それは食べものに含まれる酵素が加熱されることによって壊れることをいっているのであって、体温にかぎっていえば、高ければ高いほど酵素は活性化すると考えてください。


酵素が壊れるのは、最低でも四八度以上。人間の体温でそこまで上がることは絶対にないので、酵素が壊れることを心配する必要はありません。


・パンツにかぎらず、お風呂でも腹巻きでもカイロでも湯たんぽでも、どんな方法でもいいので、とにかく体調がすぐれないときは体を温めることが大切です。


・男性の「朝立ち」は、女性の生理と同じくらい重要(中略)

じつは男性にも、女性と同じように、性ホルモンの低下を教えてくれる指標があるのです。それは「朝立ち」です。(中略)


男性は寝ている間のかなりの時間帯に、じつは勃起しています。これを「夜間睡眠時勃起症候群(NPT)」といいます。


・「体温アップ健康法」は大きく分けて、二つあります。

一つは、一日一回、体温を一度上げる生活を送ることです。つまり、体を意図的に温めることを実践するのです。たとえば、朝起きてウォーキングをする、白湯を飲む、お風呂に入るなどです。(中略)


もう一つの方法、つまり、一日一回、体温を一時的に上げるだけでなく、平熱が徐々に上がっていくような生活を送ることです。(中略)いったいどうすればよいのでしょう。(中略)筋肉を鍛えることです。(中略)ただやみくもに筋肉を増やしていくようなトレーニングを勧めているわけではありません。


・食事制限をしたとき、真っ先に減るのはじつは脂肪ではなく、筋肉と水分なのです。


・カロリーを抑えるダイエットでもっとも怖いのは、やせるときは筋肉が落ち、リバウンドするときは、その分が「脂肪」として増えてしまうということです。たとえば、(中略)最初に減った三キロは筋肉ですが、リバウンドで増えた三キロは脂肪だからです。


・人間の筋肉の七割はおへそから下にあるので、「歩く」ということは、私たちが思っている以上に効率よく筋肉を鍛えることにつながっているのです。


・有酸素運動は脂肪を減らし、無酸素運動は筋肉を鍛える


・ダイエット効果が四倍になる成長ホルモン活用法(中略)

よく有酸素運動は、三十分以上継続して行なわないと脂肪燃焼効果がないといわれますが、それは、この「分解」が行なわれるまでに時間がかかってしまうからなのです。


ところが、この分解を速める秘策が一つだけあります。それは「成長ホルモン」を出すことです。(中略)


では、どうすれば成長ホルモンはでるのでしょう。じつはその答えが、「無酸素運動」なのです。(中略)


先に筋トレのような無酸素運動を行ってから、有酸素運動を行うと、無酸素運動を行った段階で脂肪の分解が進むので、有酸素運動を始めてすぐに脂肪の燃焼が始まり、有酸素運動による脂肪の燃焼効率が飛躍的に高まります。


有酸素運動だけでは十五~二十五分ぐらいの運動しつづけないと脂肪燃焼が始まらないのが、事前に無酸素運動を行うと、有酸素運動を始めてからわかず五分~十分程度で脂肪燃焼の段階に入ることができるということです。


・「冷え性」を治したければ、筋肉を鍛えなさい(中略)

冷え性を改善するもっともよい方法は、血行が悪くなり冷えやすい下半身の筋肉を鍛えることです。とくに足の筋肉は、「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液の循環に大きな役割を果たしています。(中略)


足の筋肉を鍛える基本は、やはり歩くことですが、ふくらはぎに太もも、そして腰の筋肉を一度に鍛えることができるスクワットもお勧めの運動です。


この場合も、先に息を止めて無酸素運動としてスクワットを行ってから、呼吸を整え、有酸素運動としてスクワットを行うと、下半身の余分な脂肪が落ちるとともに、必要な筋肉がつくので、引き締まった美しい下半身をつくりながら、冷え性を改善することができます。


ただ、冷え性の人が運動をする場合は、事前に必ず充分なストレッチを行ってください。


・ごく普通の筋トレを行っても成長ホルモンは出るのですが、乳酸がたまったという情報が脳に行くと、成長ホルモンの分泌量が何百倍という驚くべきレベルで急増するのです。


じつはこの成長ホルモンの急増こそが、加圧トレーニングの効果の正体なのです。成長ホルモンは筋肉の増加を促進させるホルモンなので、成長ホルモンの量が多ければ多いほど筋肉は大きくなりやすくなります。


つまり加圧トレーニングは、血行をわざと止めることで、無酸素状態をつくりだすとともエネルギーの供給をストップさせ、乳酸をより効率よく出させることで成長ホルモンを最大限に引き出し、筋肉を増やしているのです。


・ゴルフ場にバナナと梅干しが置いてある理由(中略)

なぜ「梅干し」と「バナナ」がいいのかというと、その欠乏が熱中症につながるナトリウムとカリウムを、効果的に補うことができるからです。梅干しはナトリウムを、バナナはカリウムを豊富に含みます。(中略)

コースに出る前やプレイの途中でバナナや梅干し、岩塩などを摂ることが熱中症の予防に効果的だからなのです。


・コアマッスルとは、首から肩、背中、腰に及び文字どおり姿勢を保持するのに使われる筋肉です。


・座っているときの姿勢維持のコツは、両肩を少し後ろに引くような感じで胸を張ること、歩くときのコツは、それに加え腹筋を引き、同時におしりの穴を引き締めるような意識をもつことです。とくにおしりの穴をキュッと締めるのは、とても効果的です。


・子どもに炭酸飲料を飲ませすぎてはいけない(中略)

間食をとったり炭酸飲料を飲む機会が増えていることも、子どものアレルギー発症のリスクを高めています。


・低体温と血流障害は同時に生じるので、「低体温=血流障害」と考えることができます。


・二度寝は体によくありません。まとまった睡眠が取りにくいという人は、二度寝をするのではなく、一度きちんと起きてから、午後に昼寝をすることをお勧めします。


・熟睡したければ、寝る前に体を温めなさい(中略)

具体的な方法としては、軽いストレッチや呼吸法やヨガで副交感神経を刺激し、さらに寝る前にゆっくりとお風呂に入り、体温を上げてから寝ることがお勧めです。


・時差ボケを防ぎたければ、機内食は食べるな!(中略)

人間は十四時間食事をしないでいると、眠りたいという「睡眠欲」より、食べたいという「食欲」のほうが買ってしまうのだそうです。そして、その食欲が勝ったところで食事をすると、体内時計がそこでリセットさせるといいます。

この性質を利用すると、時差ボケをかんたんに解消することができそうです。


・飲みものは水を温めた白湯が一番いい(中略)

水を飲むうえで気をつけてほしいのが、夏でも冷たい水は飲まないということです。冷たいものを飲むと体温は急速に低下してしまいます。とくに朝は、一日の中でももっとも体温が低い状態なので、そこに冷たい水を入れてしまうと、体温が下がりすきてしまいます。


・りんごとにんじんを入れた生ジュースを毎朝飲む(中略)

りんごとにんじんという組み合わせは、じつはアンチエンジングの世界では、高いデトックス効果と免疫力を高める効果があることで、注目を浴びている組み合わせなのです。

・聖路加国際病院(東京)の日野原重明先生も、毎朝手づくりの生ジュースを飲む習慣を三十年以上続けておれら、それが長寿の秘訣だとおっしゃっていますが、そのレシピにもにんじんとりんごが含まれています。


・成長期の子どもにはトマトを食べさせなさい(中略)

トマトには「ギャバ」というストレスを緩和させる成分がとても多く含まれていることを知ったのです。


・理想の入浴温度は四一度です。それ以上熱いのも、ぬるいのもお勧めできません。
じつは、四一度以下が副交感神経を優位に保つために最適な温度なのです。

・人間の体温は、本来、三七度が自然なのです。


・じつはストレスには嫌だ、不快だと感じるネガティブなストレスと、ブレッシャーはあるけれど同時にワクワクするような思いを伴う「ユーストレス」の二種類があるのです。「ストレス」と「ユーストレス」。(中略)


そこに何を見いだすのかで、人はその状況をストレスにもユーストレスにもすることができるのです。


●書籍『体温を上げると健康になる』より
齋藤 真嗣 著
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