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書籍『D・カーネギーの対人力』(D・カーネギー協会 著, 編集)より

このページは、書籍『D・カーネギーの対人力』(D・カーネギー協会 著, 編集)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・魅力ある人になりらいなら、何よりもまず、真心をもって人に接する習慣をつけることだ。おおらかな気持ちで、心のこもった温かい挨拶をおくる習慣が身につけば、驚くべきことが起きるだろう。


・人の悪いところを探すのではなく、いいところを探す。あなたの周辺のすべての人の美点や長所を探す。


・自分を信頼することを恐れない。自分だけの考え方をする能力があることを信じる。自分のなかに潜んでいるものを引き出してくれるのは自信だ。そして何をするにしても、責任感と独立心をもってやることだ。


・デール・カーネギーはこう言った。「名前はその人にとって、他の何よりも心地よく大事な言葉に聞こえることをおぼえておこう」


・人を紹介されたら、相手の名前をその場で口にする。「はじめまして」だけではなく、「はじめまして、ブランクさん」と言う。


・その場の会話のなかで相手の名前を何度か口にする。(中略)このやり方を心がければ、名前が記憶に刻まれるだけなく、相手を喜ばすことにもなる。


・何かをおぼえるときは長時間ぶっ通しでやるよりも、少し時間をおいてくり返すほうが二倍も能率がいいことがいくつもの心理学テストで証明されている。したがっておぼえたいものは、ざっと見直すことをたびたびくり返すといい。


・ほめ言葉をより誠実にし、効果的に伝えるには------

◆相手の目を見て話す
◆相手の名前を呼ぶ
◆単純な言葉にする(「あなたのいいところは・・・・・・」)
◆証拠をあげる(「どうしてそう言うかというと・・・・・・」)


・人をあつかうときは、相手が論理の生き物ではなく感情の生き物であることを忘れてはいけない。
デール・カーネギー


・人に何でもさせられる唯一の方法は、人のほしいものをあげることだ。
デール・カーネギー


・ドミノ・ピザの創業者トム・モナハン


・人と世間との接触のしかたは四通りあり、その四通りしかない。それだけの接触で、人は評価され、分類される。それはその人間が何をするか、人からどう見えるか、何を言うか、それをどのように言うか、である。
デール・カーネギー


・話を聴くときの八つの原則(中略)

1◆相手の目を見ながら聴く。
2◆無言の情報に注意する。言葉と合わないボディランゲージがないか観察する。
3◆辛抱強くなる。相手の話をさえぎったり、頭のなかで勝手に終わらせたり、話題を変えたりしない。
4◆相手の身になって話しを聴き、理解しながら聴く。最後にクイズがあるつもりで真剣に聴く。
5◆聴き終えてから、少しでも不明な点があれば明らかにする。聴いた内容をこちらから言い直し、正しく理解したことを確認する。
6◆早合点や勝手な思い込みを警戒する。客観的な受け入れの姿勢を保つ。
7◆集中して聴くために、気を散らすものをすべて取り除き、心の内外のじゃまものをできるだけ減らしておく。
8◆自分の心のスイッチをオフにして話し手の気持ちに同調する。相手の立場でもものを見ることにつとめる。


・人が仕事に本当に求めるものは何か(中略)

マイクロソフト社でマーケティング担当重役だったロバート・レボー(中略)はつぎの八つのことがらが目が引いたことを報告している。

◆絶対的な誠意をもってあつかわれること。
◆仲間から信頼されること。
◆私心なく指導すること、指導されること。
◆新しい考えを、その発信元にかかわりなく、受け入れられること。
◆組織のためにリスクを負えること。
◆正当に評価されること。
◆人の道にかなうふるまいをすること。
◆自分の利益より他人の利益を先に考えること。


・人の心にふれるいちばんの近道は、その人が最も大切にしている何かついて話すことだ。
デール・カーネギー


・人にどんなことでもさせられる方法が一つだけある。それは自分からそれをやりたいと思わせることだ。
デール・カーネギー


・むりやり説き伏せられても、その人の本当の考えは変わらない。
デール・カーネギー


・意見が異なるときに衝突を緩和する一つの方法は“クッション”を使うことだ。つまり、つぎのような言い方をして、意見の違いがきつく当たらないようにする。

「きみの言っていることはよくわかります・・・・・・」
「ではこう考えてみませんか・・・・・・」
「あなたの意見はもっともだ・・・・・・」
「では、・・・・・・についても話し合いませんか」
「こういう見方はどうかな・・・・・・」
「もしも・・・・・・だったら、どうなるかな」
「・・・・・・について考えたことはないかい?」
「その案とこの案を比べると・・・・・・」


重要なことは、これらのクッションのあとに(または前に)「でも・・・」「しかし・・・」
「それでも・・・」「その反対に・・・」といった言葉を続けて使わないことだ。ただちょっとまずは間を置くか、さもなければ「で・・・」「そこで・・・」「また・・・」といった言葉でつなぐ。


・議論に勝つ唯一の方法は、議論しないことだ。
デール・カーネギー


・建設的に批判する九つの秘訣

デール・カーネギーが、怒りを招かない批判のしかをつぎの九点にまとめている。

1◆あらゆる事実を入手する。
2◆迅速に、内密に本人と話をする。
3◆人ではなく行動に焦点を合わせる。
4◆まず相手を心からほめる。
5◆まず相手の気持ちになり、それから批判する。自分の同様の誤りを打ち明け、どうやって克服したかを話す。
6◆批判の目的を見失わないように注意する。
7◆人づき合いのスキルを活用する。命令するのではなく助言する。
8◆行動を改善するとどういう利点があるかをしめす。
9◆明るい友好的な調子で締めくくり、改善へのプランに同意する。


・人にもっと好かれる人間になる三〇の原則

1◆批判しない。非難しない。小言を言わない。
2◆心からほめる。正直にほめる。
3◆人を心からそうしたいという気持ちにさせる。
4◆人に心から関心をもつ。
5◆笑顔を忘れない。
6◆名前はその人にとって、他の何よりも心地よく聞こえる言葉であることを忘れない。
7◆よい聴き手になる。人に自分についての話をさせる。
8◆相手が興味をもっていることを話題にする。
9◆相手に自分は重要な人間だと感じさせる。心からそうつとめる。
10◆議論に勝ちたければ、議論しないことだ。
11◆人の意見に敬意をしめす。「あなたはまちがっている」と決して言わない。
12◆自分がまちがっていたら、直ちにはっきり認める。
13◆話は愛想よく切り出す。
14◆即座にイエスと答える質問をする。
15◆心ゆくまで話をさせる。
16◆これは人から押し付けられたのではなく、自分の考えだと思わせる。
17◆相手の立場でものを見ることに真剣につとめる。
18◆考えと欲求に共感する。
19◆高いこころざしに訴える。
20◆アイディアをドラマティックに演出する。
21◆チャンレンジ精神に訴える。
22◆まずほめる。正直にほめる。話はそれからである。
23◆ミスは直接指摘せず、間接的な方法で当人に気づかせる。
24◆他人を批判するまえに、自分の失敗談を打ち明ける。
25◆命令するかわりに質問する。
26◆相手の顔をつぶさない。
27◆進歩はどんなにわずかでもので、そのつどほめる。
「心からうなずき、惜しみない賛辞をおくる」ことを忘れない。
28◆高い評価を与え、期待に応えさせる。
29◆励まして、欠点は容易に直せるという気持ちにさせる。
30◆こちらの提案に喜んで従える工夫をする。


悩み癖を寄せつけない六つの心得

1◆忙しく暮らす。
2◆小さいことで大騒ぎしない。
3◆めったに起きない事態を想像して取り越し苦労をしない。
4◆避けられないこととは共存する。
5◆それがどれだけ悩む価値があることかを判断し、それ以上に悩まない。
6◆すんだことにくよくよしない。


心の姿勢を養い、安らぎと幸せを呼ぶ七箇条

1◆穏やかで、勇敢で、健全で、希望に満ちた考えで頭をいっぱいにしておく。
2◆仕返しをしようとしない。
3◆感謝されることを期待しない。
4◆幸せの数を数える。苦労の数ではなく。
5◆人の真似をしない。
6◆失敗から学ぶようにつとめる。
7◆他人を幸福にする。


●書籍『D・カーネギーの対人力』より
D・カーネギー協会 著, 編集
片山 陽子 翻訳
創元社; 初版 (2010年3月初版)
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