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野地 秩嘉 氏 書籍『なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか?』より

このページは、書籍『なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか?』(野地 秩嘉 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・今日からはお客さまの頭をよく見てください。食べている人の頭は上下に動く。それに対して、店員を探すときは頭が左右に動く。頭を左右に動かしているお客さまがいたら、必ず、ひと声かける。


・うちでは店長が売れると思ったら和食でも洋食でもフランス料理でも何のメニューを出してもいい。僕は「かまへん、好きにやり」と言うだけ。ただし、売れないとダメ出し、約四〇品目のグランドメニューは変えてはいけない。それ以外のところで創意工夫せよ、ということや。

※王将フードサービス 大東社長談


・豆腐や納豆はそのままの形で出すのはなく、定食の付け合わせにするとか、炒めものにして出すとか・・・・・・。そうやって付加価値を付けて出せば、お客は納得してくれる。


・ファミリーレストラン、居酒屋など外食産業の経営に造詣の深い公認会計士、柴山政行氏はそうした「チェーンらしくないところが消費者にウケている」と考える。


・京都の出町店では「学生の場合、お金がなくとも三〇分、皿洗いをした人は定食をタダで食べることができる」。おなかをすかせた学生たちには大人気だ。


一見、太っ腹なキャンペーンのようだが、柴山氏によれば、「宣伝効果も高く、よく考えられた販促戦術」だという。


・柴山氏は試食券の効能のついて、次のように考えている。「試食券には新規の客を呼び集める効果と、既存客が流出するのを防止する効果のふたつがあります。(中略)」


・社長は優良店には
月1回「現金50万円」を手渡す(中略)


一位になったら大金が手に入るからこそ、人間は頑張るのです。つまり、不平等な配分が競争心を駆り立てる。それに、この報酬制度にはもうひとついいところがある。それは報奨金目当てにして、各店舗(報奨は直営店のみ)が必死になって競争する。


・人は明るいところ、おもしろうなところ、意外性がありそうなところへ集まってくる


・私は同業者の動向を気にしたことはありません。他店のことを考えるよりも、自分たちの商売に徹するのがうちのやり方です。

※CoCo壱番屋 宗次徳二氏談


●書籍『なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか?』より
野地 秩嘉 著
プレジデント社 (2010年2月初版)
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