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太田 成男 氏 書籍『体が若くなる技術』より

このページは、書籍『体が若くなる技術』(太田 成男 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・私たちはいつか老いと闘わなければいけない。そう感じている人も多いのではないでしょうか。しかし、それは大きな間違いです。なぜなら、私たちは生まれつき「若くなるようにできている」からです。正確に言うと、生まれてから死ぬまで、「若くなるための機能」を持って生活しているのです。(中略)


たった今から「老いと闘う」という意識を捨ててください。生まれつき体に備わっている「若さ」をもっと活用する------それがもっとも優れた健康法である、もっとも体に優しい生き方でもあるのです。


・体の衰えとは、体の「エネルギーをつくる能力」が低下するということなのです。(中略)もしエネルギーをつくる能力をアップさせることができれば、体力はアップするうえ、若々しく、太りにくい体になるということです。(中略)


じつはこのエネルギーをつくる能力こそ、「体を若くする機能」の正体なのです。そしてこのエネルギーを生み出しているのはいったいどこなのか、それは「ミトコンドリア」なのです。


・「タウリン」は運動後に飲むことで疲労の回復につながりますが、「VAAM」のような燃焼系スポーツドリンクは総じて運動前か運動中に飲まなければいけないのです。


・老いは「体を休めた人」からやってくる(中略)

体力をつけるもっとも賢い方法は、エネルギーを使う量、つまり運動量を少しずつ増やしていくことなのです。これは、若い方にも高齢の方にも当てはまることです。(中略)


体力がないからと、体を休めてばかりいると、ミトコンドリアが極端に減り、エネルギーのつくれない「老いた体」になってしまいます。


・いろいろな年齢の方々のミトコンドリアを調べてみると、この四二歳を境にエネルギー生産の能力が急激に落ちているのです。


・なぜ女性は男性よりも長生きするのか(中略)

その原因は「活性酸素」にあります。男性と女性の大きな違いのひとつに、分泌される「ホルモン」の違いが挙げられますが、主な女性ホルモンとしてエストロゲンがあります。エストロゲンには骨をつくる作用、動脈硬化を抑制する作用など非常に多くの作用があり、エストロゲンのおかげで、女性の健康は維持されていると言っても過言ではありません。


・早食いは「老いる仕組み」への第一歩と心得よ


・ミトコンドリアを増やす方法は四つあります。

①マグロトレーニングをする
②姿勢を保つ
③寒さを感じる
④空腹を感じる


・メタボの解消・予防を目指すには、ミトコンドリアによる代謝を上げて、内臓脂肪を減らせばよい


・「やせやすい体」「太りやすい体」という話題が取り上げられますが、その違いのひとつは「乳児期と思春期の脂肪細胞の数」だったのです。脂肪細胞が多いと、それだけ脂肪を溜め込みやすいので、太りやすい体になります。肥満というのは、脂肪細胞が増えるわけではなく、ひとつの脂肪細胞の中に蓄える中性脂肪の量が増えることをいいます。


・空腹感は、体のエネルギーが足りないというシグナルではなく、脳が糖分をほしがっている合図です。(中略)そのときは、できるだけ純粋な糖分だけをとるようにするといいでしょう。たとえば、あめ玉をなめたり、お砂糖を多めに入れたコーヒーや紅茶を飲んだり、純粋な糖分は素早く血糖値を上げてくれるので、脳に糖分を供給し、頭の回転も速くなり、空腹感も素早く解消してくれます。


・「筋肉痛にならない」は、体が衰えきった証拠である(中略)

筋肉が痛くなるのは、筋肉が壊れたときではなく、その筋肉を修復するために新しい筋肉が増えようとしたときなのです。


・「短時間」で効果を出す有酸素運動とは(中略)

じつは有酸素運動で脂肪を燃焼させるのに三〇分といった「まとまった時間」はまったく必要ないのです。(中略)


「エネルギーの枯渇状態」を事前につくてやればいいのです。具体的な方法としては、有酸素運動の前にやや強めの運動を組み合わせること、それだけで大丈夫です。(中略)


少し強めの運動と有酸素運動のくり返し、すなわちサーキット運動がもっとも脂肪を燃焼させる運動です。そして同時に、サーキットトレーニングがもっともミトコンドリアを増やす「マグロトレーニング」でもあります。


・ウォーキングの具体的な方法は以下のとおりです。

①まず三〇秒ほど小走りをするように走る
②一分間ほど脈が整うまで歩く
③また三〇秒ほど小走りをするように走る(中略)

これを最初にくり返すだけで有酸素運動の効果が上がります。汗が出てきたら有酸素運動に入ったというサインなので、そうなったらまわりの景色を楽しみながらウィーキングしてください。三五分運動したとしたら、そのうち三〇分は脂肪を燃やすことができる効率のよい有酸素運動です。


・リバウンドをしないダイエットをするのであれば、有酸素運動やサーキットトレーニングで脂肪を燃焼させることです。運動をしてミトコンドリアが増えれば、食べ物として取り入れたエネルギー源は、ミトコンドリアでエネルギーにちゃんと変えてくれるようになります。


・サウナに入った後は、水風呂に入りなさい(中略)

「寒いところで運動をする」ことがミトコンドリアを効果的に増やす方法のひとつと言えます。(中略)


水風呂に入れば体は冷えるため、「エネルギーをつくらなければ」と反応し、ミトコンドリアの量産態勢に入ります。


・「週末断食」が眠っていたミトコンドリアを呼び覚ます(中略)

ミトコンドリアを増やすためにもっとも重要なことは、カロリー制限よりもむしろ、「空腹を感じること」なのです。


・ミトコンドリアを増やすならば、運動前に食べ物を口にしてはいけません。むしろ、積極的におなかを空かして運動することでミトコンドリアを増やすことができるのです。(中略)


運動前に「パンやおにぎり」といった炭水化物はもっとも食べてはいけないものとさえ言えます。


・ミトコンドリアは「ゆっくり」の先にあらわれる(中略)

「ゆっくり」「ゆったり」とした生活が、活性酸素を少なくし、ミトコンドリアを増やすのです。


・生命の根源であるミトコンドリア------それを増やせば私たちの体は、一〇年くらいは簡単に若くなることができるはずです。


●書籍『体が若くなる技術』より
太田 成男 著
サンマーク出版 (2010年10月初版)
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