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加藤 諦三 氏 書籍『自分に気づく心理学』より

このページは、書籍『自分に気づく心理学』(加藤 諦三 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・自分の印象づけようとするのは、自分は保護されるべき人間であると言いたいのである。弱さを印象づけることで、自分を責めないでくれと訴えているのである。自分というありのままの存在の許しを訴えているのである。


・人間にとって心の空虚さから眼をそむけさせてくれるものが達成なのである。(中略)充実した一日にしようと焦るのも基本的に心が空虚だからである。ひとつひとつのことを達成することで心の空虚を埋めようとするから、達成しようと焦るのである。


・仕事をしていないと不安な人は、決して勤勉なわけではない。いろいろのことを達成していくことで、心の空虚を埋めたいと思っている。


・自信というのは、決して他人の評価から生まれてくるものではない。他人がそれほど高く評価していなくても、生きることを楽しみ、いつも気持の安定している人もある。


・“うちの子はよその子と違って本当に秘密がなくてよい子です”と得意になる親というのは、支配的な親である。支配的な親は子供の秘密を子供の成長と見ないで、自分への反逆と見る。(中略)支配的な親に育てられると、子供は自分の世界を持つことに罪悪感を持つようになる。

・「ママのこと好き」と子供にいつも言わせていないと不安なのは、深く隠された依存性のためであろう。いつも愛情を示すことを強要するのである。


・欠点の少ない人が自分に自信があるのではない(中略)自分に自信のある人というのは、自分の短所ゆえに自分が他人に拒絶させるとは思っていない。というよりも、そう思えることが自分に自信があるということである。


・他人があなたを好きになった時、あなたの欠点が好きになったということはないし、欠点があるからあなた自身を嫌いになるわけではない。


・小さい頃愛情欲求を満たされることなくすごした人は、自分は自分の第一の理解者であろうと本気で決意することである。本気で自分にやさしくなろうとすることである。


●書籍『自分に気づく心理学』より
加藤 諦三 著
PHP研究所 (2006年4月初版)
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