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松井 久子 氏 書籍『ターニングポイント』より

このページは、書籍『ターニングポイント』(松井 久子 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「若い頃は、自分はほんとうに貧乏でした。でも、あの頃のほうが幸せだったですね。夢がありましたから。できることならあの貧しかった頃に戻りたい、そう思います。全部手に入れてしまったら、あとは虚しいだけです。松井さんも、きっとそう思う時がありますよ」

高倉健氏談


・誰かに助けを求めなくてはならない時に、助けてもらえる人間でありたい。自分が助けてあげられる時には、助けてあげる人でありたい。


・映画には、夢をはぐくむ力がある。広く社会にメッセージを送る力がある。そして一本の映画は、作った人間や、それに力を貸した人がこの世をを去った後も、社会の中で生き続ける。


・『ユキエ』と『折り梅』。二本の映画作りは、ちょうど、出産体験のようなものだった。こんな痛い思いするなら、もう二度と子どもなんて産むものか、とあれほど思っていたはずが、しばらくすると、また二人目を望むようになっていた。


・痴呆のお年寄りの世話をしているというよりも、「自分がいただいているもののほうが大きいの」とも言っていた。


彼女たちは、痴呆のお年寄りを「人生の先輩」として、心底うやまう気持ちを持っていた。だからこそお年寄りたちは、彼女たちに心を許すことができ、こんなにもおだやかな笑顔を見せることができるのだろう。お互いが、相手のありのまま認め合う関係。


●書籍『ターニングポイント~『折り梅』100万人をつむいだ出会い』より
松井 久子 著
講談社 (2004年12月初版)
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