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『出版月報 2010年 9月号』(発行:社団法人全国出版協会、出版科学研究所)より

このページは、『出版月報 2010年 9月号』(発行:社団法人全国出版協会、出版科学研究所)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・『Safari』はこれら男性雑誌のなかで唯一10万部を突破。「ちょい不良(ワル)オヤジ」ブームを起こした06年頃の『LEON』でさえ8~9万部だっため、現在の12万部という数字は記録的だ。


・辛口批評という独自の切り口で人気

晋遊舎『MONOQLO』『家電批評』(中略)


商品の利点ばかり書いた雑誌は多いですが、昔の『暮らしの手帖』のようにマイナス点を具体的に表した雑誌は今はほとんど見かけないないですよね。嘘のない、他誌にはない独自の切り口で読者から支持されています。


・読者年齢の高い雑誌が好調(中略)

特に売れている雑誌を調べていくと、40代以降を中心とした読者年齢の高い雑誌ばかりだ。それらは若い読者に媚びずに、中高年層向けに徹底しているのが特徴だ。代表例が総合週刊誌『週刊現代』(講談社)、『週刊ポスト』(小学館)で、このところの伸びは目ざましい。(中略)


なぜここまで復活できたのか。それは50代以上の読者を大切にしたこと。2誌ともに年金問題など老後の生き方に関する読み物の記事とともに熟年セックス特集やヌードグラビアに力を入れ、離れていた男性読者を再び雑誌に引き戻すことができた。


●『出版月報 2010年 9月号』より
発行:社団法人全国出版協会、出版科学研究所
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