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沖本 るり子 氏 書籍『リーダーは会議で姿を消せ!』より

このページは、書籍『リーダーは会議で姿を消せ!』(沖本 るり子 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・「理想的な会議」とはどんなものでしょう?

□制限時間内で、
□地位や役職が関係なく、
□参加者全員が、
□多角的な視点で意見を言い、
□豊富な選択肢の中で、
□より納得感のある決定事項ができる会議。


・参加意識を高める仕掛け「アジェンダ」

会議が始める前に「日時、会場」は前もって通知します。また、その会議の(中略)

必須

議題、目的、目標(ゴール)、開催日時(終了時間も)、開催場所、進行係・メモ係・時間係・参加者、時間割(タイムテープル)


任意

持参物、配布資料、事前準備(宿題)


・目的と目標の意味の違いとは?

□目的:~のために、
□目標:~する(なっている)。
と区別しましょう。


たとえば、
□目的:私はクリスマスパーティーでドレスを着るために、
□目標:11月末までにウエストを5センチ細くする。
ということです。(中略)


達成度を明確にするために、可能な限り測定可能な数値化を行ないましょう。(中略)


たとえば、これから会議を開始するとすれば、
□目的:会議を時間内に終了すために、
□目標:実行可能な方法を三つ決める。
という立て方です。


・役割を分担してリーダーの姿を消す“仕掛け”(中略)

リーダーが何もかもやってしまうので、他のメンバーが自律した力を発揮しなくなってしまうのです。


リーダーはもともとできる人なので、ますますできる人になります。そして、できない人は、できる人に依存するので、いつまでも学習せずに何もできないままなのです。


・「会議」での役割は、総合会議進行係、総合メモ係、総合時間係、そして「ミニ会議」の会議進行係、メモ係、時間係が必要です。これらを1回の会議ごとに交替の輪番制にします。


・「意見は言わず黙って下を向いていよう。座って時間をやり過ごせば会議は終わる・・・」そんな置物状態になります。(中略)


しかし、それでは本当の会議にはなりません。ではどうすればいいか?それは今まで述べてきたように、全員が主催者(リーダー)になればよいのです。つまり全員が各役割を会議で交替しながらやればいいのです。議題ごとに役割を交代することで当事者意識が高まります。


・リーダーは会議に参加することに問題ありませんが、その立場は「消して」参加する仕掛けが必要不可欠なのです。


●書籍『リーダーは会議で姿を消せ!』より
沖本 るり子 著
ぱる出版 (2011年9月初版)
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