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増田 宗昭 氏 書籍『情報楽園会社』より

このページは、書籍『情報楽園会社~TSUTAYAの創業とディレクTVの起業』(増田 宗昭 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・若い人たちがレコードを借りれば借りるほど、レコードそのものの売上げは伸びるはずだと確信していた。


・人は事を起こすにあたって、月にどれだけの売上げがあがるのかを前提にする。しかし、私は万一うまくいかなったらどうするか、売上げゼロだったらどうするか。まず、そのことを考える。


・ある企業が成長していくためには、それがどんな業種でも、どんな規模の会社でも、社内のすべての部門が「企画会社化」しなければならない。それを製作部や営業部や総務部などと並べて、いまだに企画部などというセクションを置いて安穏としている企業は、私から見れば前近代的なことおびただしい。


・客のいうことは聞くな。客のためになることをなせ


・企業というのは、顧客、取引先、株主、社員の四つの囲まれて成り立っている。経営とは、これら四つの相手に「得」を創り出すことに他ならない。


お客さんを大切にし、お客さんのためになることを心掛ける。これが顧客への「得」である。取引先に値引き交渉をしたなら、普段の何倍もの量を取引して、相手にも「得」をさせるように努力する。そうすれば企業は必ず成長し、それは取りも直さず株主の「得」となる。社員には、個人の資質を高めるような職場環境を提供するなど、労働の対価、つまり給料以上のことを会社から得ていると感ずるような「得」を与えなければいけない。


・人は怪しげのところに集まる。そこに普段の生活とは違ったエネルギーを感じるからだ。怪しげというのは、たんなる不良性ではない。成長性である。まだ海のものとも山のものとも分からないが、既成の枠組みを破って伸びて行こうとする可能性である。その意味では、怪しげなものはいつも反日常的であり、反体制的である。


●書籍『情報楽園会社~TSUTAYAの創業とディレクTVの起業』より
増田 宗昭 著
徳間書店 (1996年3月初版)
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