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書籍『2015年の電子書籍』(野村総合研究所 著)より

このページは、書籍『2015年の電子書籍』(野村総合研究所 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・日本における電子化の本格的な取組み開始時期


            【時期】    【概要】

辞書        1979年   SHARP社が電子辞書IQ-3000を発売開始

新聞        1995年   読売新聞が無料記事をホームページに掲載

書籍・コミック   1999年  出版社や書店からなる電子書籍コンソーシアムが
                    電子書籍の配信を開始

携帯コミック    2003年  ビットウェイ社が携帯電話向けにコミックを配信

雑誌        2003年  松下電器産業の∑Book向けに電子化された雑誌を配信

出所)各社、各団体ホームページよりNRI野村総合研究所作成


・インプレスR&Dによれば、2009年の電子書籍市場の規模は574億円とされている。


・2009年電子書籍コンテンツの各国販売市場規模(億円)

日本    574億円
アメリカ  300億円
中国     35億円
ドイツ    22億円
フランス    6億円
イギリス   20億円


・日本の端末・ジャンル別の電子書籍市場規模(2009年、億円)

携帯電話向け  電子コミック  428億円
           電子書籍    44億円
           電子写真集   41億円

PC向け      電子コミック   29億円
           電子書籍    18億円
           電子写真集    8億円

出所)インプレスR&D「電子コミックビジネス調査報告書」よりNRI野村総合研究所作成


・電子書籍端末に搭載されるディスプレイに対しては、ある程度の大きさがありかつ持ち運べること(軽いこと)、長時間見ても目が疲れないこと、書き込みができることなど、他の端末にない特徴的なニーズがある。


・米国は日本の25倍もの広さの国土を持つのに対し、書店は1万店程度しかないため、書籍をオンラインで購入するニーズが高い。


●書籍『2015年の電子書籍』より
野村総合研究所 著
東洋経済新報社 (2011年3月初版)
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