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塩澤 幸登 氏 書籍『「平凡」物語』より

このページは、書籍『「平凡」物語』(塩澤 幸登 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・雑誌は“生き物”である。(中略)

まずは表紙。これはこの“生き物”にとってもっとも大切な顔である。(中略)目次は顔、名前に次いで重要な“生き物”の臓器を表す。骨格、内臓部分などその雑誌構成要素を明示したものである。


こうした外見上の問題のほかに、(中略)その主要な特徴を列記してみよう。


①寿命がある。
②環境に応じて進化する。
③同類個体を形成し、一定の生態系をつくる。


・どうだといわんばかりに声高かに相手につきつけられるものではなくて、そっとさりげなく、それでいて内には自信を秘めて提示されているといったおもむきがあった。


・平凡出版のもの作りの本質は昭和20年からかわっていない。これはマガジンハウスになっても同じことである。


・私たちの初一念は“独創”とうことでありました。つまり人まねをしない、ということであります。まねたものは、まねされたもの以上になることは決してありません。猿は猿であって、人間ではありません。せいぜい類人猿であります。


・本郷保雄(中略)最高部数一六三万八八〇〇部にまで伸ばした、出版界屈指の名編集者であった。


・おおざっぱな話だが、よく、60万部を売り上げる雑誌が一冊あれば、印刷工場の人も含めて250人の人たちが生活していける


・[SEXY]というコトバは、凡人社→平凡出版→マガジンハウスを貫いて、存在しつづけた最重要キーワードだった。


●書籍『「平凡」物語~めざせ!百万部 岩堀喜之助と雑誌『平凡』と清水達夫』より
塩澤 幸登 著
河出書房新社 (2010年5月初版)
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