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見尾 三保子 氏 書籍『お母さんは勉強を教えないで』より

このページは、書籍『お母さんは勉強を教えないで』(見尾 三保子 著)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・理解なしに覚えたことはすぐに忘れてしまう。そして後には何も残らない。


・数学はすべて基本の応用である


・子どもがやるきになるのは、「この先生は自分を認めている。自分ができるようになると思っている」と感じたときに限る


・塾を選ぶポイントの第一は、集団で授業をする塾の場合、その塾の中で、子どもの学力がそのクラスの平均レベルに達しているかどうかを見ることである。平均レベルに達していないと、さまざまな弊害が生じる。


・親が、子どもの良いところも悪いとこともそのまま受け入れて肯定し、そのうえで子どもが、「自分を信じてまかせてくれているんだ」と感じて初めて、子どもは「自分が頑張らなくては」という気になる。


・寺尾聡は、高校のとき三回留年して、つまり高三は三度やった。その三度目になる日、母親が赤飯を炊いた。「なんで」と彼が聞くと、寺尾聡の母親は、「おまえは、人がだれもまねのできないことをしたからお祝いなんだ」と言ったそうだ。


いまはこうでも、いつかは、と息子を信じて見守り、そして、「ルビーの指輪」のヒットとなった。これこそ「おふくろ」の鑑であると、私は思った。


・子どもが本好きになる第一の条件は、親が本を押しつけないこと。


・「死」を教えることは「生」を教えること(中略)

人間はだれしも、自分にもいつか「死」がかならず訪れるという自覚があるからこそ、生きることの意味を考えることができる。そして、生きる喜びも、また真剣に生きようという意欲もわき、命の重みを感じとることができる。


●書籍『お母さんは勉強を教えないで~子どもの学習にいちばん大切なこと』より
見尾 三保子 著
草思社 (2002年10月初版)
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